北陸三県 ありがとう プロジェクト Oyabe Local Mail

北陸三県 ありがとう プロジェクト。富山県小矢部市の地域情報の紹介。たくさんのありがとうを紹介。

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※大谷中学校14歳の挑戦
この記事は14歳の挑戦の一環として大谷中学校の生徒が取材をして記事を書きました。
  
福光の地元のお店、人にスポットを当てて、紹介するメールマガジン
Fukumitsu Local Mail 第2号
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創刊:2015/09/01
 
かじわ屋
 
最初に、かじわ屋の事についていろいろ教えて下さった。
まず、どこが大変かを教えて下さった。
 
 かじわ屋 中村和靖
 
「いろいろな年代の方が商品を買いに来るので、若い方はこの商品、年配の方はこの商品、というのをよく考えながら商品を売るのは経験が必要になってくるから難しい。」
「それに、和菓子を作るときには、どの材料も『グラム』の世界になってくる。」
 
少しでも量を間違えただけで、自分の思っていた和菓子ではなくなってしまうという事も言っておられた。
 
第2号 かじわ屋
 
第2号 かじわ屋
 
和菓子を作っている所を見学させていただいた。
和菓子を作るときの機械や大きなオーブン、沢山の種類の砂糖などがあった。
 
どの機械も初めて見るものばかりで、とてもわくわくした。
見学が終わった後にバームクーヘンの試食をした。
福光のさといもを使って作ったバームクーヘンを下さった。
 
第2号 かじわ屋
 
中村さんは、地元福光の素材を使って全国に広めたいと言っておられた。
バームクーヘンの試食を通した事で中村さんの思いが伝わってきた。
 
途中で中村さんは、昔からずっと続いている和菓子は何もないと教えて下さった。
伝統としては一つは残っていると思っていたので、その事に対してとてもびっくりした。
 
第2号 かじわ屋
 
今まで仕事をしてきた中で一番感動したストーリーは何ですか?
 
「従業員さんのやる気がだんだん出てきた事に感動した。他にもお客様に『美味しい』と言ってもらえた事に感動した。」
そう笑顔で答えてくださった。
 
ちなみに、その『美味しい』と言ってもらえた和菓子は今も売られているのですかと質問してみた。
すると、「今も売っています」と答えてくださった。
 
何のためにその仕事を始めましたか?
 
「家族が和菓子屋さんをやっていて、親に「継いでほしい」と言われていた。けれど、私自身は継ぐ気がなく、大学で先生の
言われた言葉がきっかけで継ぐ事を決意した。」
 
第2号 かじわ屋
 
和菓子屋さんを継ぐために仕事を始めたことで、一番大きな壁は何ですか?
 
「自分の実力や考えが足りない」
 
中学生のうちにしておいたらいい事は何ですか?
 
「スポーツをしておいたらいいと思います。」
 
稼いだお金を何のために使いますか?
 
「大学の子供に沢山使う。」
「子供が巣立った後は、金沢にある和菓子さんが半分くらい潰れてきてるから、お店を買って続けてあげたい。」
 
あなたにとって仕事とは何ですか?
 
「自ら壁にぶつかって壊していく事。」
 
第2号 かじわ屋
 
子供にかじわ屋を継がせたいですか?
 
「無理に継がなくてもいい。代わりに、かじわ屋ではなく他の職種でもいいから地元の素材を広めてほしい。」
 
商品のアイディアを思いつくのはいつ頃ですか?
 
「壁にぶつかって危機を乗り越えた後アイディアが思いつく。」
 
パソコンが得意なのでゲームクリエイターになりたいのですが、何かアドバイスはありませんか?
 
「自分ではなく他の人の事をよく考え、想像力を付ければいいと思います。」
 
将来、ゲームクリエイターの職に就きたいと思っています。
なので、和菓子を作っている中村さんのお話は、同じもの作りとして、とても参考になりました。
本当にありがとうございました。
 
第2号 かじわ屋
 
 
▼有限会社 かじわ屋
〒939-1643富山県南砺市福光6780-1
電話 0763-52-0066
Fax 0763-52-0801
http://kajiwaya.com/

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info@yamasina-print.co.jp
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福光の地元のお店、人にスポットを当てて、紹介するメールマガジン
Fukumitsu Local Mail 第1号
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創刊:2015/09/01

法林寺温泉
 
「仕事は、接客、受付、夜勤当番、朝食準備等です」
 
今回紹介するのは、福光の法林寺温泉を営む中川良一さん。
40年前に祖父の中川一男さんが掘り当てた。
親戚と共同経営というカタチで営んでいる。

ありがとう集め FukumitsuLKB

父が亡くなり、祖父が亡くなり…。
母と経営に携わることになった。
今から5、6年前の話。
 
色褪せた館内の掲示物。
錆びた画鋲。
 
それがはじまりの風景だった。
 
最初はフェイスブックを利用し、宣伝を行う。
でも毎日投稿するようなネタはない。
 
それならばと、視野を広げ「自分たちの地域に来てよ」というスタイルに変えた。
館内の掲示物を南砺市、小矢部市、砺波市のイベント情報等に。
 
「実際数字的には見えてこないけど、おもしろいねってお客様から喜ばれるようになりました」

第1号 法林寺温泉

次に始めたのは、ただイベントを紹介するだけではなく、自らイベントに参加して写真や感想を紹介するスタイル。
 
すると、イベント主催者や参加者との人の繋がりが増えた。
また、多くのイベントに参加することで、「こうしたらもっといいのでは?」という発想も生まれた。
 
「法林寺温泉にもイベントができる場所はある」
「自分でも、できるんじゃないか?」
 
そして、展示会や講演会を法林寺温泉で開催するようになる。
 
「温泉に入りに来てくれる常連客、イベントに参加してくれる方、主催者の方、その人の流れが地域で循環できればと思っています」

第1号 法林寺温泉

法林寺温泉でのイベントは出来る限り無料で開催。
主催者から利用料は頂かない。
代わりに主催者自らが場所のPRをしてもらえる。
参加者にもSNS等で情報発信していただける。
 
「以前は企画が終わったら次の企画を始めてたけど、今は企画と企画を重ねるという工夫をしています」
 
終わったら次を始めるのではなく、始めたら次を始める。
 
「開催するイベントは選ぶようにしています」
「クオリティを維持をすることで、法林寺温泉への信頼が高まるように」
 
行動し、学び、行動する。
その繰り返し。
 
その原動力となる、父の死、祖父の死、色褪せた掲示物、錆びた画鋲。
 
自分たちだけではなく、地域を紹介するようなり、さらには、自らイベントの企画、場所を提供する立場へ。
そこに至るきっかけ、経緯。
 
「当たり前のことをしただけ」
と中川さんは語る。

第1号 法林寺温泉

今聞けば、当たり前のようであり、ひとつの行動が次の行動を生み、新しい役割が誕生しているのは分る。
しかし、それは結果論であり、実際は、ブレない大切な軸があるはずだ。
 
また、当たり前だから、常識だから行動するかどうかは、人それぞれ。
その一歩を踏み出す力には、その人の人生の物語がある。
 
「利益に直結するかどうかを考える前に、お金のかからない一工夫はいくらでもあります」
 
「みんなのためにボランティアがしたいわけじゃない」
「いつも利益のことを考えている」
「でも、みんなの利益になればいいと思っている」
「自分だけの利益じゃなくて」
 
「今は、法林寺温泉を知ってもらうことが楽しい」
「こんなことをしたらおもしろいんじゃないか」
「人が来るんじゃないか」
「波紋を投げるとどんな結果がでるかを見るのが楽しい」
「ちょっと子どもみたいなところがあります」
 
隠し玉はすぐ使う。
出し惜しみせず。
 
「行動すれば、次が生まれる」
「忙しくなりました」
 
▼法林寺温泉
富山県南砺市法林寺4944
0763-52-4251
http://horinji.org/
 
▼中川良一
1971年6月8日生。
多くのイベントに参加し、同じことやっているグループがいっぱいあることに気づいた。それぞれのエゴがあったり、結局終わっていく。
そしてまた新しいものが生まれて・・。
なんだかもったいない。

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