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TonamiLKB
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砺波の地元のお店、人にスポットを当てて、紹介するメールマガジン
Tonami Local Mail 第9号
───────────────
創刊:2016/04/30
「もともとお豆腐をそんなに美味しいと思ってなかったです。」
「でも、講座で初めて自分で作った出来立てのお豆腐を食べて、これはなんだ!とびっくりして。」
「この驚きと感動の味わいを体感ほしいと思って活動をしています。」
と笑顔で語る食育豆腐インストラクターの山田晶子さん。

豆腐作りと聞くと、朝が早いや水が冷たい、時間がかかるなどのマイナスなイメージが思い浮かぶのではないだろうか。
そんなイメージは実際参加すると払拭される。
かかる時間は約1時間半。
大豆、にがり、お湯。
シンプルな材料から生み出され、子どもと一緒に作れる。
豆腐は食育にぴったりだ。

豆腐作りの他にも、豆腐をアレンジしたお菓子教室、豆腐を使ったランチやオードブルの提供も行っている。
月に一度のごしょカフェでのランチ提供は、テーブルコーディネートにも凝っており、思わず写真を撮りたくなる。
そこにも山田さんのこだわりが見受けられる。
いつも笑顔で迎えてくれる山田さんだが、活動し始めた頃は気持ちが焦り、笑顔でおもてなしをすることが出来なかったそう。
「自分が楽しまないと、来てくれた人も喜んでくれないと気付いて、カフェの人数を制限させてもらいました。」
「笑顔で帰ってもらえるように、とにかく私が笑顔でいることに気を付けています。」
「一人一人の方とお話しをして、楽しい時間を共有したいと思っています。」
そんな食に関わる仕事をしている山田さんは、昔から料理が得意だったわけではない。
三姉妹の末っ子で幼少期は料理をする環境にはなかった。
結婚後も家事で料理をする程度だった。
転機が訪れたのは6年前。
ある病気がきっかけだった。
「病気を患った時は絶望しました。」
「ここではない場所へ行きたい、旅に出たい、家族に相談して2日間、一人でどこかへ行くことにしました。」
「その時に、たまたま料理教室が目に飛び込んできて。」
「なかなか予約が取れない教室だったんですが、偶然にも空きが出て予約が取れて参加しました。」
「そこの教室はすごくホッとできる場所で。」
「こじんまりしていたのですが、とてもあたたかい場所でした。」
後に、その時出会った料理教室の先生の下、豆腐マイスター認定講座を受講し、食育豆腐インストラクターの道へ。
先生のようなあたたかい場所となるような料理教室を自分でも開きたいと思い活動をしてきた山田さんは、どんどん幅を広げている。
最近では、PTAの親子活動に呼ばれ講師としても活動している。

「お豆腐には栄養が豊富で体にいいだけでなく、お豆腐作りを通じて驚きと発見も伝えることができます。」
「私も来てくれた人もみんな笑顔になれるような教室やカフェになるよう、今後も私らしく活動していきたいです。」
いつも笑顔でいる山田さんは何年も病気で苦しんできたからこそ、自分に伝えられるものがあると最後にこう話してくれた。
「色んなことをするのが好きで、どれもこれもしたいんです。」
「病気や年齢を理由に諦めたくない。」
「ずっと挑戦する人生を送りたいと思っています。」
▼山田晶子
1973年2月24日生まれ
高岡市出身
おすすめの場所
柿里本店 花御堂
節目の際に良く食事に行ったお店です。
_____________________________
▼となみローカルかわら版
地域に埋もれた暗黙知を集め、クロスメディアを通じて発信。
https://www.facebook.com/tonamiLKB/
Tonami Local Mail 第9号
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創刊:2016/04/30
「もともとお豆腐をそんなに美味しいと思ってなかったです。」
「でも、講座で初めて自分で作った出来立てのお豆腐を食べて、これはなんだ!とびっくりして。」
「この驚きと感動の味わいを体感ほしいと思って活動をしています。」
と笑顔で語る食育豆腐インストラクターの山田晶子さん。

豆腐作りと聞くと、朝が早いや水が冷たい、時間がかかるなどのマイナスなイメージが思い浮かぶのではないだろうか。
そんなイメージは実際参加すると払拭される。
かかる時間は約1時間半。
大豆、にがり、お湯。
シンプルな材料から生み出され、子どもと一緒に作れる。
豆腐は食育にぴったりだ。

豆腐作りの他にも、豆腐をアレンジしたお菓子教室、豆腐を使ったランチやオードブルの提供も行っている。
月に一度のごしょカフェでのランチ提供は、テーブルコーディネートにも凝っており、思わず写真を撮りたくなる。
そこにも山田さんのこだわりが見受けられる。
いつも笑顔で迎えてくれる山田さんだが、活動し始めた頃は気持ちが焦り、笑顔でおもてなしをすることが出来なかったそう。
「自分が楽しまないと、来てくれた人も喜んでくれないと気付いて、カフェの人数を制限させてもらいました。」
「笑顔で帰ってもらえるように、とにかく私が笑顔でいることに気を付けています。」
「一人一人の方とお話しをして、楽しい時間を共有したいと思っています。」
そんな食に関わる仕事をしている山田さんは、昔から料理が得意だったわけではない。
三姉妹の末っ子で幼少期は料理をする環境にはなかった。
結婚後も家事で料理をする程度だった。
転機が訪れたのは6年前。
ある病気がきっかけだった。
「病気を患った時は絶望しました。」
「ここではない場所へ行きたい、旅に出たい、家族に相談して2日間、一人でどこかへ行くことにしました。」
「その時に、たまたま料理教室が目に飛び込んできて。」
「なかなか予約が取れない教室だったんですが、偶然にも空きが出て予約が取れて参加しました。」
「そこの教室はすごくホッとできる場所で。」
「こじんまりしていたのですが、とてもあたたかい場所でした。」
後に、その時出会った料理教室の先生の下、豆腐マイスター認定講座を受講し、食育豆腐インストラクターの道へ。
先生のようなあたたかい場所となるような料理教室を自分でも開きたいと思い活動をしてきた山田さんは、どんどん幅を広げている。
最近では、PTAの親子活動に呼ばれ講師としても活動している。

「お豆腐には栄養が豊富で体にいいだけでなく、お豆腐作りを通じて驚きと発見も伝えることができます。」
「私も来てくれた人もみんな笑顔になれるような教室やカフェになるよう、今後も私らしく活動していきたいです。」
いつも笑顔でいる山田さんは何年も病気で苦しんできたからこそ、自分に伝えられるものがあると最後にこう話してくれた。
「色んなことをするのが好きで、どれもこれもしたいんです。」
「病気や年齢を理由に諦めたくない。」
「ずっと挑戦する人生を送りたいと思っています。」
▼山田晶子
1973年2月24日生まれ
高岡市出身
おすすめの場所
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節目の際に良く食事に行ったお店です。
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砺波の地元のお店、人にスポットを当てて、紹介するメールマガジン
Tonami Local Mail 第8号
───────────────
創刊:2016/04/30
お母SUNプロジェクトで親子そば打ち教室を行なった、野原哲二さん。
野原さんの本職はそば作りではないが、130年続いてきたそば作りを絶やさないことが大切だと、そば作りを行なっている。
「『本家利賀手打ちそば』と名付けたのは、父です。」
「元祖は誰でも名乗れるが本家は一つしかない。」
「当時の村長とも協議し、了解をとってこだわって付けた名前です。」
「皇太子殿下も召し上がったので、宮内庁御用達っていう案もありました。」

以前野原家は、水車でもぐさ製造を行なっていた。
その傍らでそばも挽いていた。
利賀村で水車を持っていた唯一の家だったため、そばを挽いて欲しいと近所の人から頼まれるようになった。
「うちの地区では、そば作りが熱心なところで、各家々オリジナルのそばを作って楽しんでいました。」
「そして、近所の人達を招いて長い冬の楽しみの一つとしていました。」
「いわゆる『ごんべ会』という催しです。」
「それがそば祭りの始まりです。」
利賀と言えば、そば祭りと思うくらい大きなイベントだが、そもそもはお楽しみ会だった。
野原さんも4,5年前まではそば祭りに出ていたが、最近ではマンパワー不足で、多く作れなくなったため、中途半端に提供するくらいならきっぱりやめようと決めた。
「人を頼んで、どれたけでも作って出せばいいという代物でもない。」
「全部手作業でやるので、誰でもぽっとやれるものでもない。」

こだわって作る野原さんのそばには、たくさんのファンがいる。
年越しにはたくさんの注文が入るが、作れる量にも限りがあり、なるべく手渡し出来る範囲で請け負っている。
しかし、家族で食べる年越しそばがいつも気付けばなくなっているそう。
そんな人気のそばだが店舗を構えないのだろうか。
「一時期はお店をやってもいいかなと思ってたけど、利賀の人口が年々減っていて。」
「そんな中で、店を続けていくのは難しい。」
「5年後、10年後はどうなっているのか。」
「環境が厳しすぎる。」
「子ども達にも帰ってこいとは言えない。」
「私は生まれ育った村で骨を埋めたいけどね。」
そう語る野原さんは、そばの他にも民謡も踊りも出来る。
韓国に行ったときは、おぼんで踊って交流したそうだ。
「芸は身を助けるというが、そば繋がりで海外にも行った時にも、民謡や踊りが出来れば、いつでもどこでも、なんでもやれる。」
「生活していく中で平坦な道を歩くのもいいけど、山あり谷ありっていうのも楽しいよね。」
そんな芸達者な野原さんは、子ども達にも伝統文化を伝える活動も行っている。
「私が子供時代はとにかく家の手伝いをさせられた。」
「そのおかげで色んなことを覚えてて、今でもできる。」
「例えば、藁で縄を編んだり。」
「今の50代から下の人は利賀村の人でもやったことないんじゃないかな。」
「最近では地元の子より、都会の子の方が体験することが多いかもしれない。」
「良いか悪いかはわからないが、知ってることの引き出しが少ないことは残念だな。」
そば繋がりでも民謡繋がりでも、日本全国、世界各国に飛び回る野原さん。
いろんな繋がりや広がりを持てることが幸せだと語ってくれた。
▼本家利賀手打ちそば
野原哲二
利賀村出身
1950年5月10日生
高峰山は砺波平野も富山湾も一望出来、おすすめ。
車で山頂まで行けるので、天気が良いとよく行きます。
_____________________________
▼となみローカルかわら版
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Tonami Local Mail 第8号
───────────────
創刊:2016/04/30
お母SUNプロジェクトで親子そば打ち教室を行なった、野原哲二さん。
野原さんの本職はそば作りではないが、130年続いてきたそば作りを絶やさないことが大切だと、そば作りを行なっている。
「『本家利賀手打ちそば』と名付けたのは、父です。」
「元祖は誰でも名乗れるが本家は一つしかない。」
「当時の村長とも協議し、了解をとってこだわって付けた名前です。」
「皇太子殿下も召し上がったので、宮内庁御用達っていう案もありました。」

以前野原家は、水車でもぐさ製造を行なっていた。
その傍らでそばも挽いていた。
利賀村で水車を持っていた唯一の家だったため、そばを挽いて欲しいと近所の人から頼まれるようになった。
「うちの地区では、そば作りが熱心なところで、各家々オリジナルのそばを作って楽しんでいました。」
「そして、近所の人達を招いて長い冬の楽しみの一つとしていました。」
「いわゆる『ごんべ会』という催しです。」
「それがそば祭りの始まりです。」
利賀と言えば、そば祭りと思うくらい大きなイベントだが、そもそもはお楽しみ会だった。
野原さんも4,5年前まではそば祭りに出ていたが、最近ではマンパワー不足で、多く作れなくなったため、中途半端に提供するくらいならきっぱりやめようと決めた。
「人を頼んで、どれたけでも作って出せばいいという代物でもない。」
「全部手作業でやるので、誰でもぽっとやれるものでもない。」

こだわって作る野原さんのそばには、たくさんのファンがいる。
年越しにはたくさんの注文が入るが、作れる量にも限りがあり、なるべく手渡し出来る範囲で請け負っている。
しかし、家族で食べる年越しそばがいつも気付けばなくなっているそう。
そんな人気のそばだが店舗を構えないのだろうか。
「一時期はお店をやってもいいかなと思ってたけど、利賀の人口が年々減っていて。」
「そんな中で、店を続けていくのは難しい。」
「5年後、10年後はどうなっているのか。」
「環境が厳しすぎる。」
「子ども達にも帰ってこいとは言えない。」
「私は生まれ育った村で骨を埋めたいけどね。」
そう語る野原さんは、そばの他にも民謡も踊りも出来る。
韓国に行ったときは、おぼんで踊って交流したそうだ。
「芸は身を助けるというが、そば繋がりで海外にも行った時にも、民謡や踊りが出来れば、いつでもどこでも、なんでもやれる。」
「生活していく中で平坦な道を歩くのもいいけど、山あり谷ありっていうのも楽しいよね。」
そんな芸達者な野原さんは、子ども達にも伝統文化を伝える活動も行っている。
「私が子供時代はとにかく家の手伝いをさせられた。」
「そのおかげで色んなことを覚えてて、今でもできる。」
「例えば、藁で縄を編んだり。」
「今の50代から下の人は利賀村の人でもやったことないんじゃないかな。」
「最近では地元の子より、都会の子の方が体験することが多いかもしれない。」
「良いか悪いかはわからないが、知ってることの引き出しが少ないことは残念だな。」
そば繋がりでも民謡繋がりでも、日本全国、世界各国に飛び回る野原さん。
いろんな繋がりや広がりを持てることが幸せだと語ってくれた。
▼本家利賀手打ちそば
野原哲二
利賀村出身
1950年5月10日生
高峰山は砺波平野も富山湾も一望出来、おすすめ。
車で山頂まで行けるので、天気が良いとよく行きます。
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Tonami Local Mail 第7号
───────────────
創刊:2016/04/30
「誰がお店の人で誰がお客さんかわからないカフェでしょ」
そう笑顔で話す加藤愛理子さん。
みやの森カフェは2017年8月で3周年を迎えた。

転勤族のため17回目の引っ越しで富山に来た。
縁もゆかりのない砺波市庄東地区に「みやの森カフェをオープン。
ここには、在宅医療専門の「ものがたり診療所庄東」、富山型デイサービスや小規模多機能型居宅施設、グループホームなどがある。
「ものがたり診療所」を誘致したのは住民だとも聞いた。
医療、福祉、住民の想いがある地域にコミュニティカフェがあったらおもしろいかもという理由だけでこの場所を選んだという。
「ここには、高齢者や介護者だけでなく、『生きづらさ』をもった若者、子育てで悩むお母さん、発達にでこぼこがある子ども達もやってきます。」
「お客さんの年齢も状況もばらばら。」
「それでも何となくおしゃべりが始まったりして、穏やかな時間が流れています。」
「富山型カフェといった方がいいかもしれない。」
そう話す加藤さんは、3年前、肺に影が見つかった。
幸いなことに早期発見だった。
「『肺ガンの手術をしました』と言うと、『実は私も』という人がかなりいます。」
「マイナスかなと思えるようなことでも開示していくと仲間が見つかり、悩みが共有できるのですね。」
「発達障がいや引きこもりや不登校で悩んでいる子どもやその家族、シングルマザー、高齢者、介護者、生きづらさやしんどいさを持っている人達が集って、仲間を見つけて、お互いが支え合えたらいいなあと思っています。」
カフェに相談に来る人は、いろんな悩みが複雑に絡んでいて、どこに相談したらいいかわからない人も多い。
「私はカウンセラーではないので、カウンセリングはできません。」
「ただお話を聞いて、一緒に整理するだけ。」
「そして、必要があれば、専門機関や民間の居場所などに繋ぎます。」
「中にはしゃべるだけで気持ちが楽になる人や、ここで話せる人を見つけて一人ではないとホッとする人もいます。」

加藤さんは、ランチにたっぷり野菜と必ず「よごし」を入れている。
「料理も素人ですから限界があります。」
「ただ、野菜だけはいっぱい食べてもらいたいですね。」
「砺波の伝統食よごしをメニューに入れたとき、子どものことで悩んで食欲がないと言っていたお母さんが、『おいしいねえ』と喜びました。」
「ガン治療で味が分からないといっていた人も、『あ、これは味がわかる。子どものとき、母が作ってくれた』とつぶやきました。」
「私自身にはなじみがなかったよごしが私の定番になり、今では県外の娘たちまで食べたいと言ってくれます。」
「ここは、必要なとき飛び込めるところ。」
「そして、人と繋がる日常生活を取り戻すところ。」
「生きづらさを持つ人も自分の役割を持つことで自信を持ち、スタートしてくれたらいいなあと思います。」
「きっかけがあれば、力を発揮できる。」
「それを信じています。」
▼加藤愛理子
1955年5月20日生まれ
砺波市在住
時間があれば、もっと家庭菜園に力を入れたい
▼みやの森カフェ
砺波市宮森303
営業日 水・木・金 12時~17時
土は不定期営業(12時~15時)
https://ponte-toyama.com/cafe/
_____________________________
▼となみローカルかわら版
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創刊:2016/04/30
「誰がお店の人で誰がお客さんかわからないカフェでしょ」
そう笑顔で話す加藤愛理子さん。
みやの森カフェは2017年8月で3周年を迎えた。

転勤族のため17回目の引っ越しで富山に来た。
縁もゆかりのない砺波市庄東地区に「みやの森カフェをオープン。
ここには、在宅医療専門の「ものがたり診療所庄東」、富山型デイサービスや小規模多機能型居宅施設、グループホームなどがある。
「ものがたり診療所」を誘致したのは住民だとも聞いた。
医療、福祉、住民の想いがある地域にコミュニティカフェがあったらおもしろいかもという理由だけでこの場所を選んだという。
「ここには、高齢者や介護者だけでなく、『生きづらさ』をもった若者、子育てで悩むお母さん、発達にでこぼこがある子ども達もやってきます。」
「お客さんの年齢も状況もばらばら。」
「それでも何となくおしゃべりが始まったりして、穏やかな時間が流れています。」
「富山型カフェといった方がいいかもしれない。」
そう話す加藤さんは、3年前、肺に影が見つかった。
幸いなことに早期発見だった。
「『肺ガンの手術をしました』と言うと、『実は私も』という人がかなりいます。」
「マイナスかなと思えるようなことでも開示していくと仲間が見つかり、悩みが共有できるのですね。」
「発達障がいや引きこもりや不登校で悩んでいる子どもやその家族、シングルマザー、高齢者、介護者、生きづらさやしんどいさを持っている人達が集って、仲間を見つけて、お互いが支え合えたらいいなあと思っています。」
カフェに相談に来る人は、いろんな悩みが複雑に絡んでいて、どこに相談したらいいかわからない人も多い。
「私はカウンセラーではないので、カウンセリングはできません。」
「ただお話を聞いて、一緒に整理するだけ。」
「そして、必要があれば、専門機関や民間の居場所などに繋ぎます。」
「中にはしゃべるだけで気持ちが楽になる人や、ここで話せる人を見つけて一人ではないとホッとする人もいます。」

加藤さんは、ランチにたっぷり野菜と必ず「よごし」を入れている。
「料理も素人ですから限界があります。」
「ただ、野菜だけはいっぱい食べてもらいたいですね。」
「砺波の伝統食よごしをメニューに入れたとき、子どものことで悩んで食欲がないと言っていたお母さんが、『おいしいねえ』と喜びました。」
「ガン治療で味が分からないといっていた人も、『あ、これは味がわかる。子どものとき、母が作ってくれた』とつぶやきました。」
「私自身にはなじみがなかったよごしが私の定番になり、今では県外の娘たちまで食べたいと言ってくれます。」
「ここは、必要なとき飛び込めるところ。」
「そして、人と繋がる日常生活を取り戻すところ。」
「生きづらさを持つ人も自分の役割を持つことで自信を持ち、スタートしてくれたらいいなあと思います。」
「きっかけがあれば、力を発揮できる。」
「それを信じています。」
▼加藤愛理子
1955年5月20日生まれ
砺波市在住
時間があれば、もっと家庭菜園に力を入れたい
▼みやの森カフェ
砺波市宮森303
営業日 水・木・金 12時~17時
土は不定期営業(12時~15時)
https://ponte-toyama.com/cafe/
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Tonami Local Mail 第6号
───────────────
創刊:2016/04/30
かがやけ!!北陸のお母SUN応援プロジェクトをご存知だろうか。
チューリップ朝市でアンケートを書いて、カット野菜をもらった人もいるだろう。
今回は、お母SUNプロジェクトのリーダー鉾孝幸さんにお話しを伺った。

鉾さんの仕事は㈱ユーキフーズの営業。
転職も経験したが、社会人になって食品関係の営業を十数年も続けている。
「天職だと思ってやっています。」
「人見知りですが、人と話すのは好きです。」
「話し方が上手い方じゃないし、自信をもって向いてますとも言えないけど営業が好きです。」
「営業をして、初めて売った商品が店頭に並んだのを見た時、とても嬉しかったです。」
鉾さんが取り扱う商品は、カット野菜だ。
スーパーに並んでいるカット野菜は、スーパー側にどのような商品が欲しいのかを聞いて納品している。
本来なら商品を購入し使用するお母さんの意見を聞いて、商品を並べたい。
カット野菜は、お母さんが家庭で料理する際のゴミの軽減、時間の短縮、調理された食品を買って並べるのではなく各家庭で料理を作ってもらいたいと思って販売している商品だ。
理想と現実のギャップを埋める、そこでお母SUNプロジェクトが立ち上がった。
お母SUNプロジェクトは、野菜の切り方講座や料理教室だけでなく、ヨガやスロージョギング講座なども行っている。
「利益も考えなくてはいけませんが、お母SUNプロジェクトは、お母さんの笑顔を増やすことが目的なので色んなことをやっています。」
「あと、似たような思いで活動されている方もたくさんいます。そういった方の教室を主催してあげることで応援したいとも思っています。」
「お母さんの意見を拾える場をたくさん作っていきたいです。」
「あと、カット野菜を販売しているのに、野菜の切り方講座なんて、商品を買ってもらえなくなるのでは?という意見もありましたが、お母SUNプロジェクトは、家庭で料理をしてもらうという目的もあるので、きちんと切り方を習うことで料理をする楽しみも覚えて欲しいという狙いもあります。」
リーダーとしてプロジェクトを引っ張っていく苦労もあるのだという。
「力の強い人の発言に流されてしまう人もいます。」
「でも、プロジェクトに関わっている一人一人が主役になってほしい。」
「リーダーは縁の下の力持ち。目標とゴールを見失わないようにさえしてくれたらいいです。」

お母SUNプロジェクトは、2年目を迎えた。
この2年で鉾さんは自分と向き合うことが出来たという。
「このプロジェクトは、最初は会社発進で業務命令でした。」
「だけど、プロジェクトに関わり自分を見つめ直す機会も増え、今はなぜ自分がリーダーを任されたかもわかります。」
昔から気付けばまとめ役をやることが多かった鉾さん。
自分のことより人のことを優先してしまう面もあるそう。
「営業を経験し、人と触れ合うことが好きで、寂しがり屋で、おせっかいな僕が会社のビジョンと掛け合わせたら、今後世の中に出て行くことが出来る人間は僕じゃないかなと。僕だから出来ると密かに思っています。」
鉾さんの中に秘めた思いは情熱に溢れている。
お母SUNプロジェクトは今後どのようになっていくのだろう。
「目標は、お母SUNプロジェクトのロゴ入り商品が店頭に並ぶことです。」
「お母さんのあったらいいなを形にしたいです。」
「カット野菜に留まらず、お菓子などにも展開できればいいなと思ってます。」
働くお母さんが多い富山県。
時間があるなら、子ども達と向き合いたいと思っているお母さんも多いのではないだろうか。
そんなお母さんを応援するプロジェクト、今後が楽しみだ。
▼鉾 孝幸
1978年2月1日生まれ
砺波市在住
千代に蛍がでるよという看板があり、本当に蛍がいます。
走るようになって、車ではわからないことが結構あるなと実感しています。
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かがやけ!!北陸のお母SUN応援プロジェクトをご存知だろうか。
チューリップ朝市でアンケートを書いて、カット野菜をもらった人もいるだろう。
今回は、お母SUNプロジェクトのリーダー鉾孝幸さんにお話しを伺った。

鉾さんの仕事は㈱ユーキフーズの営業。
転職も経験したが、社会人になって食品関係の営業を十数年も続けている。
「天職だと思ってやっています。」
「人見知りですが、人と話すのは好きです。」
「話し方が上手い方じゃないし、自信をもって向いてますとも言えないけど営業が好きです。」
「営業をして、初めて売った商品が店頭に並んだのを見た時、とても嬉しかったです。」
鉾さんが取り扱う商品は、カット野菜だ。
スーパーに並んでいるカット野菜は、スーパー側にどのような商品が欲しいのかを聞いて納品している。
本来なら商品を購入し使用するお母さんの意見を聞いて、商品を並べたい。
カット野菜は、お母さんが家庭で料理する際のゴミの軽減、時間の短縮、調理された食品を買って並べるのではなく各家庭で料理を作ってもらいたいと思って販売している商品だ。
理想と現実のギャップを埋める、そこでお母SUNプロジェクトが立ち上がった。
お母SUNプロジェクトは、野菜の切り方講座や料理教室だけでなく、ヨガやスロージョギング講座なども行っている。
「利益も考えなくてはいけませんが、お母SUNプロジェクトは、お母さんの笑顔を増やすことが目的なので色んなことをやっています。」
「あと、似たような思いで活動されている方もたくさんいます。そういった方の教室を主催してあげることで応援したいとも思っています。」
「お母さんの意見を拾える場をたくさん作っていきたいです。」
「あと、カット野菜を販売しているのに、野菜の切り方講座なんて、商品を買ってもらえなくなるのでは?という意見もありましたが、お母SUNプロジェクトは、家庭で料理をしてもらうという目的もあるので、きちんと切り方を習うことで料理をする楽しみも覚えて欲しいという狙いもあります。」
リーダーとしてプロジェクトを引っ張っていく苦労もあるのだという。
「力の強い人の発言に流されてしまう人もいます。」
「でも、プロジェクトに関わっている一人一人が主役になってほしい。」
「リーダーは縁の下の力持ち。目標とゴールを見失わないようにさえしてくれたらいいです。」

お母SUNプロジェクトは、2年目を迎えた。
この2年で鉾さんは自分と向き合うことが出来たという。
「このプロジェクトは、最初は会社発進で業務命令でした。」
「だけど、プロジェクトに関わり自分を見つめ直す機会も増え、今はなぜ自分がリーダーを任されたかもわかります。」
昔から気付けばまとめ役をやることが多かった鉾さん。
自分のことより人のことを優先してしまう面もあるそう。
「営業を経験し、人と触れ合うことが好きで、寂しがり屋で、おせっかいな僕が会社のビジョンと掛け合わせたら、今後世の中に出て行くことが出来る人間は僕じゃないかなと。僕だから出来ると密かに思っています。」
鉾さんの中に秘めた思いは情熱に溢れている。
お母SUNプロジェクトは今後どのようになっていくのだろう。
「目標は、お母SUNプロジェクトのロゴ入り商品が店頭に並ぶことです。」
「お母さんのあったらいいなを形にしたいです。」
「カット野菜に留まらず、お菓子などにも展開できればいいなと思ってます。」
働くお母さんが多い富山県。
時間があるなら、子ども達と向き合いたいと思っているお母さんも多いのではないだろうか。
そんなお母さんを応援するプロジェクト、今後が楽しみだ。
▼鉾 孝幸
1978年2月1日生まれ
砺波市在住
千代に蛍がでるよという看板があり、本当に蛍がいます。
走るようになって、車ではわからないことが結構あるなと実感しています。
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創刊:2016/04/30
「好きなことを見つけたらその分野で一番にならないと気が済まない」
「何度挫折しても諦めたくない」
そう語る中山緑さんは、2017年3月に塩糀を使ったロールケーキの店をオープンする。

「もともとケーキ屋になりたくて、姪の付き添いで辻口シェフがショートケーキを作るところを見たの」
「これだ!って思った」
「ホールケーキって誕生日とか大事な時に登場するものでしょ。」
「丸いケーキをみんなでシェアして食べる、ケーキは人を幸せにすると思う」
友達にケーキを作っていた時期もあったが、手間やコストを考えると採算が合わない。
何より体にいいのもなのか。
そう考えた中山さんは、麹を使ってお菓子を作ることにした。
「最初はシフォンケーキ、それがすごく美味しくて。クリームつけて食べても美味しくて」
「じゃあロールケーキを作ろうって」
「ロールケーキもシェアして食べるものでしょ」
そう笑って話す中山さんは3人のお子さんをもつ母親だ。
出産を機に仕事を辞め専業主婦になり、子どもと1からスタート出来る機会に恵まれた。
「何ができるのかなって考えたら、一番大事なのは食だった」
「作ることは好きだから、子どものおやつも全部手作り」
「朝から晩まで台所に立ってそれが楽しくて」
「私って料理好きだったんだ、見つけた!って」
「子ども達にやりたいことをやっている姿をみせたいから」
好きなことをとことん追求する中山さんは、幼いころ歌手を目指していた。
富山県のカラオケ大会で一番になるのは簡単だったが、全国へ行くと全然だめだった。
「人に教えてもらえばすぐに上達するけど、他人と同じことをしていては勝てない」
「それが嫌で自分で研究した」
「時間はかかったけど、個性が出てくるから」
「高校行かないで東京で歌手になるって言ったら父に猛反対されて泣く泣く諦めたけど」
「それからもカラオケ大会に出て全国優勝してスカウトもされたけど、優勝したらそれで完結」
今は違う目標に向かっている中山さんは、塩糀を使ったロールケーキにもこだわりを発揮している。
素材は富山県産で生産者から直接話を聞き納得したものを使用している。
「最初は美味しければ県内の素材にこだわらなくてもって思ってたけど、食べてもらって人の意見を聞くうちに、県内にはいい素材があるのになぜ使わないのかって不思議に思って」
「自己満足で作っているケーキだとレベルが低すぎるから、人の意見をしっかり聞くようになった」
数え切れない試作と1,000人以上の声を聞きながら、2年半かけて作ったTAKANDO ROLLがもうすぐ販売される。

「ただ美味しいケーキは作りたくなくて」
「この子が食卓に出た時どれだけの付加価値をもってみんなの中に入れるか、楽しい会話の中に入れるか、どんな話が出てくるのか、そう思って素材を追求し始めた」
「この子がここから全国に行って、健康スイーツとしてスイーツの格を上げていけたらいいな」
そんな中山さんの目は未来を見て輝いている。
「子どもが大きくなったとき、自分が食べるものをちゃんと選べる人になって欲しくて」
「でもこれは食べませんってガチガチになると生きづらくなるから、そこは緩くていい」
「だけど、自分で何を選ぶのか考えられるようにしたい」
「若いお母さん達にもそういう意識を持ってほしい」
▼中山緑
1972年12月1日生まれ
砺波市出身
中山家はディズニーランドみたいなところ。遊びに来てね。
▼糀ASOBI
砺波市高道53-2
3月22日オープン
_____________________________
▼となみローカルかわら版
地域に埋もれた暗黙知を集め、クロスメディアを通じて発信。
https://www.facebook.com/tonamiLKB/
Tonami Local Mail 第5号
───────────────
創刊:2016/04/30
「好きなことを見つけたらその分野で一番にならないと気が済まない」
「何度挫折しても諦めたくない」
そう語る中山緑さんは、2017年3月に塩糀を使ったロールケーキの店をオープンする。

「もともとケーキ屋になりたくて、姪の付き添いで辻口シェフがショートケーキを作るところを見たの」
「これだ!って思った」
「ホールケーキって誕生日とか大事な時に登場するものでしょ。」
「丸いケーキをみんなでシェアして食べる、ケーキは人を幸せにすると思う」
友達にケーキを作っていた時期もあったが、手間やコストを考えると採算が合わない。
何より体にいいのもなのか。
そう考えた中山さんは、麹を使ってお菓子を作ることにした。
「最初はシフォンケーキ、それがすごく美味しくて。クリームつけて食べても美味しくて」
「じゃあロールケーキを作ろうって」
「ロールケーキもシェアして食べるものでしょ」
そう笑って話す中山さんは3人のお子さんをもつ母親だ。
出産を機に仕事を辞め専業主婦になり、子どもと1からスタート出来る機会に恵まれた。
「何ができるのかなって考えたら、一番大事なのは食だった」
「作ることは好きだから、子どものおやつも全部手作り」
「朝から晩まで台所に立ってそれが楽しくて」
「私って料理好きだったんだ、見つけた!って」
「子ども達にやりたいことをやっている姿をみせたいから」
好きなことをとことん追求する中山さんは、幼いころ歌手を目指していた。
富山県のカラオケ大会で一番になるのは簡単だったが、全国へ行くと全然だめだった。
「人に教えてもらえばすぐに上達するけど、他人と同じことをしていては勝てない」
「それが嫌で自分で研究した」
「時間はかかったけど、個性が出てくるから」
「高校行かないで東京で歌手になるって言ったら父に猛反対されて泣く泣く諦めたけど」
「それからもカラオケ大会に出て全国優勝してスカウトもされたけど、優勝したらそれで完結」
今は違う目標に向かっている中山さんは、塩糀を使ったロールケーキにもこだわりを発揮している。
素材は富山県産で生産者から直接話を聞き納得したものを使用している。
「最初は美味しければ県内の素材にこだわらなくてもって思ってたけど、食べてもらって人の意見を聞くうちに、県内にはいい素材があるのになぜ使わないのかって不思議に思って」
「自己満足で作っているケーキだとレベルが低すぎるから、人の意見をしっかり聞くようになった」
数え切れない試作と1,000人以上の声を聞きながら、2年半かけて作ったTAKANDO ROLLがもうすぐ販売される。

「ただ美味しいケーキは作りたくなくて」
「この子が食卓に出た時どれだけの付加価値をもってみんなの中に入れるか、楽しい会話の中に入れるか、どんな話が出てくるのか、そう思って素材を追求し始めた」
「この子がここから全国に行って、健康スイーツとしてスイーツの格を上げていけたらいいな」
そんな中山さんの目は未来を見て輝いている。
「子どもが大きくなったとき、自分が食べるものをちゃんと選べる人になって欲しくて」
「でもこれは食べませんってガチガチになると生きづらくなるから、そこは緩くていい」
「だけど、自分で何を選ぶのか考えられるようにしたい」
「若いお母さん達にもそういう意識を持ってほしい」
▼中山緑
1972年12月1日生まれ
砺波市出身
中山家はディズニーランドみたいなところ。遊びに来てね。
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※大谷中学校14歳の挑戦
この記事は14歳の挑戦の一環として大谷中学校の生徒が取材をして記事を書きました。
砺波の地元のお店、人にスポットを当てて、紹介するメールマガジン
Tonami Local Mail 特別号
───────────────
創刊:2016/04/30
十四歳の挑戦二日目。
砺波で『ユーキフーズ』の取締役統括部長の加藤弘文さんに取材しに行った。

最初に、カット野菜の工場を見学させていただける事になった。
「まずこれに着替えてください。」
渡された白衣を着て、マスクを着用して、最後に帽子をかぶった。
「髪の毛が野菜につかないように一本残らず入れて下さい。」
そう言われたので全て帽子に入れた。
次に、ローラーで白衣にゴミが付いてたのを取り、手を洗った。
水がとても冷たく「冬でも水温はこんなに冷たいんですか」と尋ねると、
「はい。とても冷たいですよね。手が荒れますよ。」
と言っておられた。
最後に工場に入る前に白衣や帽子に付いたゴミを落とす風に全身を当ててから工場へ行った。

工場の中を見学していると、野菜を手で隅々まで洗っていたり、殺菌剤に浸してあったり、じゃがいもの皮をピーラーで剥いていたり、人の手でかぼちゃを切っていたりした。
さまざまな所に金属探知機があり、野菜に異物が付いていれば、すぐに横に弾かれるところがとてもすごいと思った。
工場見学が終わり、加藤さんの話を聞く時間になった。

「ここの職場には、82歳から19歳までが働いているんですよ。平均年齢62歳ですよ。」
「四世代がここで働いているんですよね。」
「だから思いやりが大事なんですよ。」
幅広い年齢の人が働いている事が分かった。
その後に、加藤さんが自分の仕事を話してくださった。
皆をまとめたり、職場作りをしたり、少しでもずれている人がいたら注意すると言っておられた。
とってもかっこいい仕事だと思った。

今まで仕事をしてきた中で一番感動したストーリーはなんですか?
「感動というよりは衝撃的だったんだけど、人生感が変わったことだね。」
人生感が変わったのはいつごろですか?
「一生懸命やって、人に認められて、評価されたときかな。」
何のためにその仕事を始めましたか?
「働いて幸せになるため。」
人の役に立って、お給料を貰う事も大事と言っておられた。
幸せになるために仕事を始めた事で、一番大きな壁は何ですか?
「幸せを感じなかった。」
中学生の内にしておいたらいい事は何ですか?
「大人をよく見る事だね。」

今までやってきた事がもう必要ないかも…と考えるのは難しいから考えずに、大人を見て学んで思いやりを大事にしてほしいと言っておられた。
すると、見方も広がるし、一人になってしまったとしても、一人じゃないって思える時が来ると言っておられて。
その言葉がとても心に残った。
今、私にできる事は何ですか?
「夢を見ることだね。妄想はちょっと違うけど。」
もしも、ゴールを決めて努力をしてゴールに着いてもまだその先に夢があると教えてくださった。
優しいゲームクリエイターになりたいのですが、何かしたらいい事は何ですか?
「人の意見を聞いて、しっかりと相手に歩み寄る思いやりを持つ事だね。」
この取材で、とても大切な事に気が付きました。
加藤さんの口から何度も出てきた『思いやり』という言葉です。
その言葉をこれからも大切にしていきたいです。
大事なことに気付かせていただきありがとうございました。
▼株式会社ユーキフーズ
〒939-1315 富山県砺波市太田1889-8
TEL 0763-33-4433
http://yuukifoods.com/
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十四歳の挑戦二日目。
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最初に、カット野菜の工場を見学させていただける事になった。
「まずこれに着替えてください。」
渡された白衣を着て、マスクを着用して、最後に帽子をかぶった。
「髪の毛が野菜につかないように一本残らず入れて下さい。」
そう言われたので全て帽子に入れた。
次に、ローラーで白衣にゴミが付いてたのを取り、手を洗った。
水がとても冷たく「冬でも水温はこんなに冷たいんですか」と尋ねると、
「はい。とても冷たいですよね。手が荒れますよ。」
と言っておられた。
最後に工場に入る前に白衣や帽子に付いたゴミを落とす風に全身を当ててから工場へ行った。

工場の中を見学していると、野菜を手で隅々まで洗っていたり、殺菌剤に浸してあったり、じゃがいもの皮をピーラーで剥いていたり、人の手でかぼちゃを切っていたりした。
さまざまな所に金属探知機があり、野菜に異物が付いていれば、すぐに横に弾かれるところがとてもすごいと思った。
工場見学が終わり、加藤さんの話を聞く時間になった。

「ここの職場には、82歳から19歳までが働いているんですよ。平均年齢62歳ですよ。」
「四世代がここで働いているんですよね。」
「だから思いやりが大事なんですよ。」
幅広い年齢の人が働いている事が分かった。
その後に、加藤さんが自分の仕事を話してくださった。
皆をまとめたり、職場作りをしたり、少しでもずれている人がいたら注意すると言っておられた。
とってもかっこいい仕事だと思った。

今まで仕事をしてきた中で一番感動したストーリーはなんですか?
「感動というよりは衝撃的だったんだけど、人生感が変わったことだね。」
人生感が変わったのはいつごろですか?
「一生懸命やって、人に認められて、評価されたときかな。」
何のためにその仕事を始めましたか?
「働いて幸せになるため。」
人の役に立って、お給料を貰う事も大事と言っておられた。
幸せになるために仕事を始めた事で、一番大きな壁は何ですか?
「幸せを感じなかった。」
中学生の内にしておいたらいい事は何ですか?
「大人をよく見る事だね。」

今までやってきた事がもう必要ないかも…と考えるのは難しいから考えずに、大人を見て学んで思いやりを大事にしてほしいと言っておられた。
すると、見方も広がるし、一人になってしまったとしても、一人じゃないって思える時が来ると言っておられて。
その言葉がとても心に残った。
今、私にできる事は何ですか?
「夢を見ることだね。妄想はちょっと違うけど。」
もしも、ゴールを決めて努力をしてゴールに着いてもまだその先に夢があると教えてくださった。
優しいゲームクリエイターになりたいのですが、何かしたらいい事は何ですか?
「人の意見を聞いて、しっかりと相手に歩み寄る思いやりを持つ事だね。」
この取材で、とても大切な事に気が付きました。
加藤さんの口から何度も出てきた『思いやり』という言葉です。
その言葉をこれからも大切にしていきたいです。
大事なことに気付かせていただきありがとうございました。
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Tonami Local Mail 第4号
───────────────
創刊:2016/04/30
道の駅庄川に入ってまず目に入るのは、大きな黒板に書かれた可愛らしい観光案内図。
それを一から手作りしたのは、中筋湖呼さんだ。

「こんなところに道の駅あったんだ、ここの野菜好きなんやよって言ってくれる人が増えたと思います。」
「仕事をしていて、もう何年も来てない人、近所だけど来たことのない人もたくさんいることに気づいて道の駅庄川に来て欲しくて。」
「だから、黒板や棚を作って雰囲気を変えてきました。」
店内を見渡して見ると、黒板や棚だけではなく、可愛らしいPOPもたくさん。
これも中筋さんが書いたものだ。

「ただただ作るのが好きで。」
「最初は、野菜を販売する時にイラストを添えたんです。」
「すると見てくれるお客さんがいるって気づいて。」
「嬉しくなってやり始めました。」
「この職場は決まりも少なく、自分で考えて動かないと仕事がないくらいです。」
「自分に出来ることを探してやる。」
「でも、自由にさせてもらっているから頑張れます。」
「お客さんのために!野菜生産者さんのために!って考えているとあれもこれもってアイディアが浮かんでくるんです。」
中筋さんが書いたPOPには、入荷した野菜の細かい説明が書いてある。
その内容は全て自分で調べたものだ。

「情報は生産者さんから聞いてます。」
「レシピは家庭の味を知りたくて、料理の仕方を聞いてメモします。」
「それを可愛くPOPにします。」
「それを見たお客さんが野菜を買ってくれる。」
「そんな風に生産者さんとお客さんをつなぐことが仕事だと思ってます。」
「実はお客さんとの会話からこっそり盗み聞きしたりしてヒントをもらってたりもします。」
田舎にある道の駅庄川は、ご年配の方が多く訪れるそうだ。
「おじいちゃんおばあちゃんはいっぱい喋ってくれるんです。」
「なので、私もうんうんって聞いています。」
「すると、あんたはよく聞いてくれるねと言われたり、あんたがおるからここに来るんやよって言ってもらえると嬉しいです。」

「庄川の人たちはみんな熱くて元気で、ここに来た時も、みんなウェルカム感が半端なくて庄川が大好きになりました。」
大好きな庄川をたくさんの人に知ってもらいたい、そんな思いで働いている中筋さんは、地元の人との交流だけでなく、県外から来たお客さんも大切にしている。
「県外から来た人にも印象を持って帰って欲しいので、富山弁でいっぱい話しかけています。」
「富山県っていいねって思ってもらえるように。」
とびきりの笑顔で話してくれる中筋さんは、2015プリンセスチューリップとしても活動をしていた。
「元店長が推薦してくれて。」
「最初はこっぱずかしかったけど、周りの人からこんな経験したくても出来ない人もいるんやよって言われて、考え方が変わりました。」
「とってもいい経験が出来ました。」
「私がここで働いてるよって言うと会いに来てくれる人もいて、やってよかったって思います。」
中筋さんの素敵な笑顔はプリンセスチューリップとしての経験も活かさせているようだ。
道の駅庄川は、これからもどんどん変わっていく。
是非一度訪れて、彼女の力作のPOPや棚、黒板を見て欲しい。
きっと満面の笑みで迎え入れてくれるだろう。
▼中筋湖呼
1993年8月19日生まれ
砺波市出身
庄川のお菓子ゆずまる食べられ~!
おいしいよ~!
▼道の駅 庄川
〒932-0315
砺波市庄川町示野437
営業時間 9:00-18:00
_____________________________
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創刊:2016/04/30
道の駅庄川に入ってまず目に入るのは、大きな黒板に書かれた可愛らしい観光案内図。
それを一から手作りしたのは、中筋湖呼さんだ。

「こんなところに道の駅あったんだ、ここの野菜好きなんやよって言ってくれる人が増えたと思います。」
「仕事をしていて、もう何年も来てない人、近所だけど来たことのない人もたくさんいることに気づいて道の駅庄川に来て欲しくて。」
「だから、黒板や棚を作って雰囲気を変えてきました。」
店内を見渡して見ると、黒板や棚だけではなく、可愛らしいPOPもたくさん。
これも中筋さんが書いたものだ。

「ただただ作るのが好きで。」
「最初は、野菜を販売する時にイラストを添えたんです。」
「すると見てくれるお客さんがいるって気づいて。」
「嬉しくなってやり始めました。」
「この職場は決まりも少なく、自分で考えて動かないと仕事がないくらいです。」
「自分に出来ることを探してやる。」
「でも、自由にさせてもらっているから頑張れます。」
「お客さんのために!野菜生産者さんのために!って考えているとあれもこれもってアイディアが浮かんでくるんです。」
中筋さんが書いたPOPには、入荷した野菜の細かい説明が書いてある。
その内容は全て自分で調べたものだ。

「情報は生産者さんから聞いてます。」
「レシピは家庭の味を知りたくて、料理の仕方を聞いてメモします。」
「それを可愛くPOPにします。」
「それを見たお客さんが野菜を買ってくれる。」
「そんな風に生産者さんとお客さんをつなぐことが仕事だと思ってます。」
「実はお客さんとの会話からこっそり盗み聞きしたりしてヒントをもらってたりもします。」
田舎にある道の駅庄川は、ご年配の方が多く訪れるそうだ。
「おじいちゃんおばあちゃんはいっぱい喋ってくれるんです。」
「なので、私もうんうんって聞いています。」
「すると、あんたはよく聞いてくれるねと言われたり、あんたがおるからここに来るんやよって言ってもらえると嬉しいです。」

「庄川の人たちはみんな熱くて元気で、ここに来た時も、みんなウェルカム感が半端なくて庄川が大好きになりました。」
大好きな庄川をたくさんの人に知ってもらいたい、そんな思いで働いている中筋さんは、地元の人との交流だけでなく、県外から来たお客さんも大切にしている。
「県外から来た人にも印象を持って帰って欲しいので、富山弁でいっぱい話しかけています。」
「富山県っていいねって思ってもらえるように。」
とびきりの笑顔で話してくれる中筋さんは、2015プリンセスチューリップとしても活動をしていた。
「元店長が推薦してくれて。」
「最初はこっぱずかしかったけど、周りの人からこんな経験したくても出来ない人もいるんやよって言われて、考え方が変わりました。」
「とってもいい経験が出来ました。」
「私がここで働いてるよって言うと会いに来てくれる人もいて、やってよかったって思います。」
中筋さんの素敵な笑顔はプリンセスチューリップとしての経験も活かさせているようだ。
道の駅庄川は、これからもどんどん変わっていく。
是非一度訪れて、彼女の力作のPOPや棚、黒板を見て欲しい。
きっと満面の笑みで迎え入れてくれるだろう。
▼中筋湖呼
1993年8月19日生まれ
砺波市出身
庄川のお菓子ゆずまる食べられ~!
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Tonami Local Mail 第3号
───────────────
創刊:2016/04/30
今回紹介するのは、2016年4月よりとなみ元気道場の代表を務めている、齋藤孝志さん。

まずは、となみ元気道場とは、どんな団体なのか。
「砺波の青年団が消えてしまったので、当時の市長が青年団体欲しいねということで、できたのがとなみ元気道場。」
「砺波市の生涯学習スポーツ科に入っており、リーダー育成を目的としている、ということなんだけど、好きなことをやる団体やね」
「犯罪以外なら何してもいい。」
「でも、やりたいと言ってやる以上は、失敗してもいいけど、責任もってやらんなんよ」
今作っている夜高も、となみ元気道場の活動の一つである。

「もともと夜高を作る技術を持っていた人が、自分らで夜高作ってみたい!と始めたもの」
「町のためというのは後付けで、自分のオリジナルの夜高を作りたいというのが始まりだった」
夜高を作るきっかけになった元気道場生が卒業しても、この活動は続いている。
作成した夜高は、夜高がなくて祭りに参加できない子ども達のところに持って行くそうだ。
やりたいことがそのまま人に喜ばれる活動になっている。
何事も続けるのは大変。
そう話す齋藤さんは、現在20年近く続けている剣道でも子ども達に教えているボランティアを行っている。
「ボランティアで何かをするのがもともと好き」
「子どもに教えるとか、イベントの手伝いも好き」
「だから、元気道場が何をしているかを聞いて、理にかなっていると思って入った」
となみ元気道場の活動、剣道のボランティア、もちろん仕事もしている。
自分の時間はほぼない。
そこまでして齋藤さんを突き動かすものはなんだろう。
「基本あほなんやろうね」
「出来たときの達成感とか、周りの人の声かな」
「よーやったなって言われるのが嬉しいから」
「だってやらなくたっていいことやし、仕事だけしてれば生活できるし」
「でも、それだけじゃつまらん」
「動いてればいろんな人とも出会えるし、やりたいこともできるようになる」
齋藤さんがとなみ元気道場でやりたいと言って始めたのは、畑だ。
庄川の一角にひまわりやサツマイモを植えたのだという。
「自分の家の近くなのに、草刈りだけして放置されている場所があるなんて知らなかった」
「近所なので管理しやすいし、子ども達も喜んでくれたら嬉しいよね」
ひまわりは小さな迷路になるように植えてあり、サツマイモの収穫は近所の子ども達と行う予定だ。
齋藤さんのやりたいことは常に誰かを巻き込んで、自分以外の人も楽しめる活動だ。

となみ元気道場は現在40名ほど在籍しているが、実質活動している人は少ないのが現状だ。
「今、元気道場は危機的状況にある」
「人も減ってるし、活動もマンネリ化している」
「新しいアイディアを出す人間がいないと、毎年同じ活動をただこなすだけになる」
「すると、人足だけの扱いになってしまい、たどる道は青年団と同じ」
「企画できるようにならないと続いていかない」
そう話す齋藤さんが今できることは何か。
「繋がりを増やしていきたいな」
「そうすれば、後の人が何かやりたいってなった時に繋いであげられるし」
いつでも自分のことではなく、先のことや周りの人のことを考えている齋藤さんは、富山県と言えばとなみ元気道場のあるところだね、と言われるようにしたいと言う。
「かなり大きい目標だけど、そこまでになれば嬉しい」
「道場生が増えれば、となみ元気道場は続いていける」
「なので、まずは情報発信をしていかなくてはいけない」
「となみ元気道場の魅力は、やりたいことができること、それを伝えていきたい」
続けるためには、まず自分達が楽しむこと。
自分たちが苦労して周りの人を喜ばすだけの活動では面白くない。
好きなことをして周りの人達や地域を盛り上げていきたい、そんな齋藤さんの受け継ぐという思いは、となみ元気道場を通じて多くの人達に伝わっていくだろう。
▼齋藤孝志
1986年4月4日生まれ
砺波市庄川町出身
お勧めの店は居酒屋庄川人。締めの具だくさん味噌汁と卵かけごはんが絶品。
となみ元気道場生募集中!
_____________________________
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創刊:2016/04/30
今回紹介するのは、2016年4月よりとなみ元気道場の代表を務めている、齋藤孝志さん。

まずは、となみ元気道場とは、どんな団体なのか。
「砺波の青年団が消えてしまったので、当時の市長が青年団体欲しいねということで、できたのがとなみ元気道場。」
「砺波市の生涯学習スポーツ科に入っており、リーダー育成を目的としている、ということなんだけど、好きなことをやる団体やね」
「犯罪以外なら何してもいい。」
「でも、やりたいと言ってやる以上は、失敗してもいいけど、責任もってやらんなんよ」
今作っている夜高も、となみ元気道場の活動の一つである。

「もともと夜高を作る技術を持っていた人が、自分らで夜高作ってみたい!と始めたもの」
「町のためというのは後付けで、自分のオリジナルの夜高を作りたいというのが始まりだった」
夜高を作るきっかけになった元気道場生が卒業しても、この活動は続いている。
作成した夜高は、夜高がなくて祭りに参加できない子ども達のところに持って行くそうだ。
やりたいことがそのまま人に喜ばれる活動になっている。
何事も続けるのは大変。
そう話す齋藤さんは、現在20年近く続けている剣道でも子ども達に教えているボランティアを行っている。
「ボランティアで何かをするのがもともと好き」
「子どもに教えるとか、イベントの手伝いも好き」
「だから、元気道場が何をしているかを聞いて、理にかなっていると思って入った」
となみ元気道場の活動、剣道のボランティア、もちろん仕事もしている。
自分の時間はほぼない。
そこまでして齋藤さんを突き動かすものはなんだろう。
「基本あほなんやろうね」
「出来たときの達成感とか、周りの人の声かな」
「よーやったなって言われるのが嬉しいから」
「だってやらなくたっていいことやし、仕事だけしてれば生活できるし」
「でも、それだけじゃつまらん」
「動いてればいろんな人とも出会えるし、やりたいこともできるようになる」
齋藤さんがとなみ元気道場でやりたいと言って始めたのは、畑だ。
庄川の一角にひまわりやサツマイモを植えたのだという。
「自分の家の近くなのに、草刈りだけして放置されている場所があるなんて知らなかった」
「近所なので管理しやすいし、子ども達も喜んでくれたら嬉しいよね」
ひまわりは小さな迷路になるように植えてあり、サツマイモの収穫は近所の子ども達と行う予定だ。
齋藤さんのやりたいことは常に誰かを巻き込んで、自分以外の人も楽しめる活動だ。

となみ元気道場は現在40名ほど在籍しているが、実質活動している人は少ないのが現状だ。
「今、元気道場は危機的状況にある」
「人も減ってるし、活動もマンネリ化している」
「新しいアイディアを出す人間がいないと、毎年同じ活動をただこなすだけになる」
「すると、人足だけの扱いになってしまい、たどる道は青年団と同じ」
「企画できるようにならないと続いていかない」
そう話す齋藤さんが今できることは何か。
「繋がりを増やしていきたいな」
「そうすれば、後の人が何かやりたいってなった時に繋いであげられるし」
いつでも自分のことではなく、先のことや周りの人のことを考えている齋藤さんは、富山県と言えばとなみ元気道場のあるところだね、と言われるようにしたいと言う。
「かなり大きい目標だけど、そこまでになれば嬉しい」
「道場生が増えれば、となみ元気道場は続いていける」
「なので、まずは情報発信をしていかなくてはいけない」
「となみ元気道場の魅力は、やりたいことができること、それを伝えていきたい」
続けるためには、まず自分達が楽しむこと。
自分たちが苦労して周りの人を喜ばすだけの活動では面白くない。
好きなことをして周りの人達や地域を盛り上げていきたい、そんな齋藤さんの受け継ぐという思いは、となみ元気道場を通じて多くの人達に伝わっていくだろう。
▼齋藤孝志
1986年4月4日生まれ
砺波市庄川町出身
お勧めの店は居酒屋庄川人。締めの具だくさん味噌汁と卵かけごはんが絶品。
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Tonami Local Mail 第2号
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創刊:2016/04/30
「今は毎日が面白いです」
「面白いからスタートできる一日は、今までにはなかったです」
そう笑顔で話してくれたのは、今回紹介する山森準さん。

山森さんは、庄川水記念公園の職員として、2016年4月より勤務している。
まだ職についたばかりだが、この仕事が本当に好きなのだと態度や話を聞いて感じる。
「仕事内容は、現場も事務もイベントの準備も情報発信も、思い付いたこと全てが仕事です」
「先日の強風による修繕も仕事の内です」
たくさんの仕事を抱えながらも楽しそうに話す山森さん。
「今、日々面白いと感じています」
「天職かはわかりませんが、自分が面白いと思うことでお金をもらって働いていて、ありがたいです」
「感謝しています」
「周りの人が喜んでくれるのを見るのが好きで、どうやったら喜んでくれるだろうって考えて、実行して、喜んでくれると嬉しい」
「つらいこともあるけれど、それもひっくるめて面白いです」

今は何でも面白いと感じる山森さんは、小さい頃はアンバランス差を感じていたそう。
「野球が大好きで、でも、団地の子ども達がみんなサッカーをやるといったのでサッカーをしていました」
「野球のことを考えながらサッカーをしていて、今考えるとすごく不一致な感じですね」
「でも、今はやりたいこととやっていることが合致しているので、毎日が面白いです」
「1+1は2以上のものを生み出せるんですね」
20代の頃は、何をやってもだめな人間だと感じて引きこもっていた時期もあったそう。
しかし、30代になって、ある人から怒られたことがきっかけで、今やっとスタートラインに立てたと話す山森さん。
「砺波市観光協会にいたころ、ある方が調子にのっていた僕を叱ってくれました」
「しかも、1度だけでなく、3回も4回も」
「それで目が覚めました」
「20代の頃を取り戻すように、今全速力で走っています」
その人の影響で、現在は、庄川水記念公園を中心とした観光に携わる仕事をしている。
「僕の本家は庄川なんです」
「庄川の血が流れています」
「子どもの頃も、本家に預けられることが多くて、水記念公園に遊びに来ていました」
「ここで働くことは、里帰りしたような感覚です」
「でも、昔の水記念公園と比べると、今の水記念公園は寂しいです」
「以前のように活気の溢れる場所にしたいです」

「庄川は年中お祭りがあります」
「桜まつり、水まつり、ゆずまつりなど」
「6月は庄川観光祭があり、県内で一番早く打ち上げられる花火もあります」
「きっと庄川の人たちは、常になんかせんなんって動いている気質なんだと思います」
そんな気質がある土地に、何かしたいという山森さんが加わったら、どんな反応が起こるのだろうか。
「縁あって庄川に来ました」
「前職は砺波市観光協会にいました」
「そこで、砺波駅にぎわい市というイベントを継続して行いました」
「そのイベントで得たものは大きいです」
「砺波駅にぎわい市で培ったものを庄川風に落とし込んで生かしていきたいです」
「将来的には砺波全体の定住人口が増えたらいいけど、まずは交流人口を増やしたいです」
「庄川は自然も豊かですし、新緑の季節はすごく癒されると思うんです」
「庄川に来ていただいた人が、また来たいとリピーターになってもらえる仕掛け作りをしていきたいです」
砺波駅にぎわい市を仕掛けた山森さん、庄川でも盛り上げるために全力を尽くしてくれるだろう。
最後に伝えたいことを聞かせてもらった。
「何事もやってみないとわからないので、机上で考えるより目に見える形でまず動いてやってみる」
「あかんかったらその時その時で修正していけばいいと思う」
「まずは、何かしたい人に一歩進む勇気を与えたい」
「そして、二歩三歩と一緒に歩いていきたい」
「砺波で活動したいと思っている人が活躍できる場を提供したいです」
▼山森準
1979年10月17日生まれ
砺波市出身 二人兄弟の長男
水記念公園のシンボルは噴水です。庄川の自然も大好きです。
庄川峡観光協同組合
庄川水記念公園カンパニー職員
_____________________________
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「今は毎日が面白いです」
「面白いからスタートできる一日は、今までにはなかったです」
そう笑顔で話してくれたのは、今回紹介する山森準さん。

山森さんは、庄川水記念公園の職員として、2016年4月より勤務している。
まだ職についたばかりだが、この仕事が本当に好きなのだと態度や話を聞いて感じる。
「仕事内容は、現場も事務もイベントの準備も情報発信も、思い付いたこと全てが仕事です」
「先日の強風による修繕も仕事の内です」
たくさんの仕事を抱えながらも楽しそうに話す山森さん。
「今、日々面白いと感じています」
「天職かはわかりませんが、自分が面白いと思うことでお金をもらって働いていて、ありがたいです」
「感謝しています」
「周りの人が喜んでくれるのを見るのが好きで、どうやったら喜んでくれるだろうって考えて、実行して、喜んでくれると嬉しい」
「つらいこともあるけれど、それもひっくるめて面白いです」

今は何でも面白いと感じる山森さんは、小さい頃はアンバランス差を感じていたそう。
「野球が大好きで、でも、団地の子ども達がみんなサッカーをやるといったのでサッカーをしていました」
「野球のことを考えながらサッカーをしていて、今考えるとすごく不一致な感じですね」
「でも、今はやりたいこととやっていることが合致しているので、毎日が面白いです」
「1+1は2以上のものを生み出せるんですね」
20代の頃は、何をやってもだめな人間だと感じて引きこもっていた時期もあったそう。
しかし、30代になって、ある人から怒られたことがきっかけで、今やっとスタートラインに立てたと話す山森さん。
「砺波市観光協会にいたころ、ある方が調子にのっていた僕を叱ってくれました」
「しかも、1度だけでなく、3回も4回も」
「それで目が覚めました」
「20代の頃を取り戻すように、今全速力で走っています」
その人の影響で、現在は、庄川水記念公園を中心とした観光に携わる仕事をしている。
「僕の本家は庄川なんです」
「庄川の血が流れています」
「子どもの頃も、本家に預けられることが多くて、水記念公園に遊びに来ていました」
「ここで働くことは、里帰りしたような感覚です」
「でも、昔の水記念公園と比べると、今の水記念公園は寂しいです」
「以前のように活気の溢れる場所にしたいです」

「庄川は年中お祭りがあります」
「桜まつり、水まつり、ゆずまつりなど」
「6月は庄川観光祭があり、県内で一番早く打ち上げられる花火もあります」
「きっと庄川の人たちは、常になんかせんなんって動いている気質なんだと思います」
そんな気質がある土地に、何かしたいという山森さんが加わったら、どんな反応が起こるのだろうか。
「縁あって庄川に来ました」
「前職は砺波市観光協会にいました」
「そこで、砺波駅にぎわい市というイベントを継続して行いました」
「そのイベントで得たものは大きいです」
「砺波駅にぎわい市で培ったものを庄川風に落とし込んで生かしていきたいです」
「将来的には砺波全体の定住人口が増えたらいいけど、まずは交流人口を増やしたいです」
「庄川は自然も豊かですし、新緑の季節はすごく癒されると思うんです」
「庄川に来ていただいた人が、また来たいとリピーターになってもらえる仕掛け作りをしていきたいです」
砺波駅にぎわい市を仕掛けた山森さん、庄川でも盛り上げるために全力を尽くしてくれるだろう。
最後に伝えたいことを聞かせてもらった。
「何事もやってみないとわからないので、机上で考えるより目に見える形でまず動いてやってみる」
「あかんかったらその時その時で修正していけばいいと思う」
「まずは、何かしたい人に一歩進む勇気を与えたい」
「そして、二歩三歩と一緒に歩いていきたい」
「砺波で活動したいと思っている人が活躍できる場を提供したいです」
▼山森準
1979年10月17日生まれ
砺波市出身 二人兄弟の長男
水記念公園のシンボルは噴水です。庄川の自然も大好きです。
庄川峡観光協同組合
庄川水記念公園カンパニー職員
_____________________________
▼となみローカルかわら版
地域に埋もれた暗黙知を集め、クロスメディアを通じて発信。
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砺波の地元のお店、人にスポットを当てて、紹介するメールマガジン
Tonami Local Mail 第1号
───────────────
創刊:2016/04/30
「地元(東京)で働いていた頃の夢は自給自足でした」
「自分で食べるものを作るってすごいじゃないですか」
となみローカルかわら版の一人目は、ごしょカフェの鍋澤祐美さん。

「畑をしてると生きてるって感じがします」
「富山にお嫁にきて、空気も水も美味しいし、田んぼも畑もあるし、これは出来るんじゃないかと思いました」
イベントや道の駅で、地元の野菜を使った体にやさしめお菓子を作っている祐美さん。
2016年1月には工房兼カフェをオープンした。

からだにやさしめお菓子とは、乳製品、白砂糖、たまごを使っていないお菓子のこと。
「必ずしもこれが正解というわけではないけれど、私が思うからだにやさしいお菓子を作っています」
きっかけは、妊娠中に読んだ本。
牛乳や白砂糖、たまごがからだに与える影響を知ったからだ。
また、お菓子を販売していると、アレルギーの子どもでも食べれるお菓子を作って欲しいという依頼もあり、からだにやさしいお菓子を作り続けている。

「今、小麦粉なしのお菓子も作っています」
「小麦粉に含まれているグルテンの取り過ぎも身体によくないそうで、代わりに米粉を使ったお菓子を作っています」
「富山県はお米が美味しいけど、どんどんお米を食べる人が少なくなっているので、米粉を使ってお米を消費出来たらと思ってます」
祐美さんは、野菜を使ったお菓子も作っている。
「野菜を売るときって、形のいいものしか売れないんです」
「例えば、にらは一番最初に出た芽は長さがそろってないので売れません」
「その一番最初の芽は捨てられてしまいます」
「そういう野菜をお菓子にして、もったいない野菜をなくしたいです」
「でも、お菓子に使う野菜ってほんのちょっとで」
「ゆくゆく、ランチをして、もったいない野菜をなくしたいです」

そう語ってくれた祐美さんは、小さい頃からお菓子作りが好きだった。
「母がパン教室やお菓子教室に通ってて、習ったお菓子を自宅で一緒につくっていました」
「就職してからは、月に一度お菓子を作ってもっていき、みんなが喜んで食べてくれるのが嬉しかった」
「そのとき、仲の良かった友達が、ごしょカフェしたらいいんじゃない?と言ってくれて」
ちなみに、ごしょというのは、祐美さんのあだ名だ。
「本当は工房が欲しかったんです」
「道の駅で販売してるお菓子を自分の名前で販売したくて」

「でも、夫がお茶を出したいということで、厚生センターに問い合わせしたら、飲食スペースが必要ですって言われてしまって」
「そうしたら、このごしょカフェが出来たんです」
祐美さんの思いとは逆に早く出来たカフェではあるが、設計士や大工の方々、そして、ご家族の協力がこのごしょカフェを作った。
「このごしょカフェは、担当してくださった大工さんの最後のお店なんです」
「夜中も遅くまで頑張ってくれて、いろんな方々の想いが詰まったカフェなんです」
「設計士さんも設計以外の得意分野で、ここで教室を開いてくれ、応援していただいてます」

「とってもいい場所なので、他の人も教室をやったり、ワンデーカフェをやったりしてほしいです」
「多くの人がこの場所を使ってくれるといいなって思っています」

今後は、ごしょカフェでしか食べれないものを提供する他、食事制限のある方でも美味しく食べれるお菓子、イベント出店の際は、地域を盛り上げるために、その地域の特産品を使った商品作りに挑戦していく。
▼鍋澤祐美
1982年8月27日生まれ
東京都出身
増山公園や頼成の森はよく犬の散歩で行きました。自然がいっぱいで好きです。
▼ごしょカフェ
939-1387 砺波市となみ町18-9
営業日 毎週火曜日・第3日曜日
_____________________________
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「富山にお嫁にきて、空気も水も美味しいし、田んぼも畑もあるし、これは出来るんじゃないかと思いました」
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2016年1月には工房兼カフェをオープンした。

からだにやさしめお菓子とは、乳製品、白砂糖、たまごを使っていないお菓子のこと。
「必ずしもこれが正解というわけではないけれど、私が思うからだにやさしいお菓子を作っています」
きっかけは、妊娠中に読んだ本。
牛乳や白砂糖、たまごがからだに与える影響を知ったからだ。
また、お菓子を販売していると、アレルギーの子どもでも食べれるお菓子を作って欲しいという依頼もあり、からだにやさしいお菓子を作り続けている。

「今、小麦粉なしのお菓子も作っています」
「小麦粉に含まれているグルテンの取り過ぎも身体によくないそうで、代わりに米粉を使ったお菓子を作っています」
「富山県はお米が美味しいけど、どんどんお米を食べる人が少なくなっているので、米粉を使ってお米を消費出来たらと思ってます」
祐美さんは、野菜を使ったお菓子も作っている。
「野菜を売るときって、形のいいものしか売れないんです」
「例えば、にらは一番最初に出た芽は長さがそろってないので売れません」
「その一番最初の芽は捨てられてしまいます」
「そういう野菜をお菓子にして、もったいない野菜をなくしたいです」
「でも、お菓子に使う野菜ってほんのちょっとで」
「ゆくゆく、ランチをして、もったいない野菜をなくしたいです」

そう語ってくれた祐美さんは、小さい頃からお菓子作りが好きだった。
「母がパン教室やお菓子教室に通ってて、習ったお菓子を自宅で一緒につくっていました」
「就職してからは、月に一度お菓子を作ってもっていき、みんなが喜んで食べてくれるのが嬉しかった」
「そのとき、仲の良かった友達が、ごしょカフェしたらいいんじゃない?と言ってくれて」
ちなみに、ごしょというのは、祐美さんのあだ名だ。
「本当は工房が欲しかったんです」
「道の駅で販売してるお菓子を自分の名前で販売したくて」

「でも、夫がお茶を出したいということで、厚生センターに問い合わせしたら、飲食スペースが必要ですって言われてしまって」
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「とってもいい場所なので、他の人も教室をやったり、ワンデーカフェをやったりしてほしいです」
「多くの人がこの場所を使ってくれるといいなって思っています」

今後は、ごしょカフェでしか食べれないものを提供する他、食事制限のある方でも美味しく食べれるお菓子、イベント出店の際は、地域を盛り上げるために、その地域の特産品を使った商品作りに挑戦していく。
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