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Oyabe Local Mail
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小矢部の地元のお店、人にスポットを当てて、紹介するメールマガジン
Oyabe Local Mail 第172号
───────────────
創刊:2009/05/01
言葉のはじまり。
いや、単語それぞれには発音があり、それらにはコミュニティの中での共通の意味があり、コミュニケーションが成立する。
この一連の流れを考えた時、言葉のはじまりは、何から、何のために、どのように始まったのだろか?
動物たちの鳴き声、虫たちの囁き、風、波、自然の中にあふれる音、音色。
それと言葉には、どれほどの違いがあるというのだろうか。
実は、人間が思っている以上に大きな違いはないのかもしれない。
そもそも、言葉はなぜ必要なのだろう。
本当に必要なのだろうか。
音楽と言葉。
この二つにも、果たして違いなんてあるのだろうか。
ピアチェーレ音楽教室の高野さんよりご紹介いただいた池田和佳子さん。
音楽にも関わっていたことはわる。

今は、子どもたちの発達を応援するお仕事をされている。
特に、言葉の発達のお手伝いだ。
言葉の発音、成長のどこかのタイミングでつまずくこともある。
そのときに子どもたちの言葉の数をどう増やすか、どうやって相手に伝えるか。
成長のスピードは人それぞれ。
どこが伸びていて、どこがお手伝いが必要か…、その人に合わせながら、自分たちに何ができるのかを考えてサポートする。
「いろんなお子さんの成長に関わることができ、やりがいがあります。」
池田さんには、5人子どもがいる。
いろんな人に助けてもらったり、知恵を貸してもらいながらここまできた。
「そういう気持ちの恩返しをする場所があるとしたら、仕事を通して、次のお母さんたちに渡してあげたらいいかなと思っています。」
「何かやってあげたいということではなく、お互い様という気持ちで、関わらさせて頂いています。」
「物事には進んでいくのにちょうどいいペースがあると思う。」
「無理せずに、そのペースを大切にしていきたい。」
あの時ああすれば良かったって、思わないように日々の仕事に取り組んでいる。
無理はしないが、後悔もしない生き方を心掛けている。
池田さんは、福島出身。
震災のときは、小矢部にいたので申し訳ないという気持ちがあった。
「当時、主人が妹と妹の子どもを一般道で福島に迎えにいってくれて、原発が爆発する前に福島から避難できました。」
一カ月ぐらい小矢部で住み、子どもたちがもう帰りたいということで、帰っていった。
母と娘が震災以降、生き方を見直そう、生きている間に何でもやろうと、福島でお店を始めた。
一閑張りといって、古い着物を貼って丈夫にしたかごを作り、フリーマーケットなどでも販売をしている。
池田さんをご紹介いただいた高野さんも、この一閑張りのファンでもある。

「今の仕事は好きか嫌いかではなく、たまたま与えられた巡ってきたご縁で、7年前に始めた。」
「ここまで続いているのは好きなんだろうなと思います。」
最初にお会いした子どもたちはもう中学生になり、大きくなっている。
「地域の子どもたちの成長を応援する仕事をしていること自体が不思議です。」
「もともとこんな生き方をしていなかったので、自分の人生がおもしろいなって客観的に思います。」
「器用じゃないのでいろんなことはできません。」
「逆に子どもにいろいろ教えてもらえています。」
「いっしょに遊んでいます。」
平均的とは、なんだろうか。
「人間ってすごいな。」
「いつの間にか、あいうえおが分かったり、コップがコップって分かったり、何気ないことがすごいなって思う。」
「123って数えて、なんでそれが、1個、2個、3個で分かるって何でなんだろうって。」
「それをどうやって自分が分かるようになったんやろうって考えていくと、不思議だなって思う。」
「こどもに聞いてみたけど、勝手に手に入れていくんですよね。」
「教えたわけじゃないけど。」
それが事実のようだ。
▼池田和佳子
1975年12月16日生
_____________________________
▼Oyabe Local Mail
地域に埋もれた暗黙知を集め、クロスメディアを通じて発信。
http://oyabelocalmail.blog27.fc2.com/
▼LiTa Oyabe ELABO
未来に向けたシナリオを描くコミュニティスペース。プロボノやマイプロジェクトを推進する情報発信基地。
https://www.facebook.com/ELABO.LiTaOyabe
■ Oyabe Local Mail発行責任者
やましな しげる
■ 連絡先
北陸三県ありがとうプロジェクトを通じて、小矢部で伝説を作り、奇跡を起こす
〒932-0821 小矢部市鷲島37-2 ヤマシナ印刷株式会社
tel.0766-67-627 fax.0766-68-1789
info@yamasina-print.co.jp
http://www.yamasina-print.co.jp/
Oyabe Local Mail 第172号
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創刊:2009/05/01
言葉のはじまり。
いや、単語それぞれには発音があり、それらにはコミュニティの中での共通の意味があり、コミュニケーションが成立する。
この一連の流れを考えた時、言葉のはじまりは、何から、何のために、どのように始まったのだろか?
動物たちの鳴き声、虫たちの囁き、風、波、自然の中にあふれる音、音色。
それと言葉には、どれほどの違いがあるというのだろうか。
実は、人間が思っている以上に大きな違いはないのかもしれない。
そもそも、言葉はなぜ必要なのだろう。
本当に必要なのだろうか。
音楽と言葉。
この二つにも、果たして違いなんてあるのだろうか。
ピアチェーレ音楽教室の高野さんよりご紹介いただいた池田和佳子さん。
音楽にも関わっていたことはわる。

今は、子どもたちの発達を応援するお仕事をされている。
特に、言葉の発達のお手伝いだ。
言葉の発音、成長のどこかのタイミングでつまずくこともある。
そのときに子どもたちの言葉の数をどう増やすか、どうやって相手に伝えるか。
成長のスピードは人それぞれ。
どこが伸びていて、どこがお手伝いが必要か…、その人に合わせながら、自分たちに何ができるのかを考えてサポートする。
「いろんなお子さんの成長に関わることができ、やりがいがあります。」
池田さんには、5人子どもがいる。
いろんな人に助けてもらったり、知恵を貸してもらいながらここまできた。
「そういう気持ちの恩返しをする場所があるとしたら、仕事を通して、次のお母さんたちに渡してあげたらいいかなと思っています。」
「何かやってあげたいということではなく、お互い様という気持ちで、関わらさせて頂いています。」
「物事には進んでいくのにちょうどいいペースがあると思う。」
「無理せずに、そのペースを大切にしていきたい。」
あの時ああすれば良かったって、思わないように日々の仕事に取り組んでいる。
無理はしないが、後悔もしない生き方を心掛けている。
池田さんは、福島出身。
震災のときは、小矢部にいたので申し訳ないという気持ちがあった。
「当時、主人が妹と妹の子どもを一般道で福島に迎えにいってくれて、原発が爆発する前に福島から避難できました。」
一カ月ぐらい小矢部で住み、子どもたちがもう帰りたいということで、帰っていった。
母と娘が震災以降、生き方を見直そう、生きている間に何でもやろうと、福島でお店を始めた。
一閑張りといって、古い着物を貼って丈夫にしたかごを作り、フリーマーケットなどでも販売をしている。
池田さんをご紹介いただいた高野さんも、この一閑張りのファンでもある。

「今の仕事は好きか嫌いかではなく、たまたま与えられた巡ってきたご縁で、7年前に始めた。」
「ここまで続いているのは好きなんだろうなと思います。」
最初にお会いした子どもたちはもう中学生になり、大きくなっている。
「地域の子どもたちの成長を応援する仕事をしていること自体が不思議です。」
「もともとこんな生き方をしていなかったので、自分の人生がおもしろいなって客観的に思います。」
「器用じゃないのでいろんなことはできません。」
「逆に子どもにいろいろ教えてもらえています。」
「いっしょに遊んでいます。」
平均的とは、なんだろうか。
「人間ってすごいな。」
「いつの間にか、あいうえおが分かったり、コップがコップって分かったり、何気ないことがすごいなって思う。」
「123って数えて、なんでそれが、1個、2個、3個で分かるって何でなんだろうって。」
「それをどうやって自分が分かるようになったんやろうって考えていくと、不思議だなって思う。」
「こどもに聞いてみたけど、勝手に手に入れていくんですよね。」
「教えたわけじゃないけど。」
それが事実のようだ。
▼池田和佳子
1975年12月16日生
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地域に埋もれた暗黙知を集め、クロスメディアを通じて発信。
http://oyabelocalmail.blog27.fc2.com/
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未来に向けたシナリオを描くコミュニティスペース。プロボノやマイプロジェクトを推進する情報発信基地。
https://www.facebook.com/ELABO.LiTaOyabe
■ Oyabe Local Mail発行責任者
やましな しげる
■ 連絡先
北陸三県ありがとうプロジェクトを通じて、小矢部で伝説を作り、奇跡を起こす
〒932-0821 小矢部市鷲島37-2 ヤマシナ印刷株式会社
tel.0766-67-627 fax.0766-68-1789
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