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Oyabe Local Mail
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小矢部の地元のお店、人にスポットを当てて、紹介するメールマガジン
Oyabe Local Mail 第179号
───────────────
創刊:2009/05/01
「大正14年にひいおじいちゃんが徳島から小矢部に移り住み、3階建ての旅館を改装して開院した。」
「ぼくで4代目になります。」
今回ご紹介するのは、上田歯科医院の上田昌和さん。
現在、小矢部市倫理法人会の会長も務められている。

上田歯科医院に来院される方のほとんどは、徒歩圏内と行っていいほどの地元の方だ。
「子どもの頃から来院してくれた方も、大人になると職場の近くの歯医者に行くようになる。」
「でも、60歳を越えたぐらいからまた戻って来てくれる。」
「歯は一生付き合っていくものだから、地域に根差した歯医者でありたい。」

昔は、遠くから患者さんが来るような人気の歯科医院にあこがれた。
「今は、歯は治療して終わりじゃないということが分かり、地域の方を守ることが大事だと気づいた。」
歯科医院が4代続くというのは稀。
「両親は、なかなか子どもに恵まれず、10年目にやっとぼくが生まれた。」
「一人っ子です。」
「受け取ったバトンを終わらすのは面白くない。」
「自分の子供にバトンを渡してあげたいと思っている。」

「今は、仕事一筋かな。」
「あとは家族。一番家族が大切です。」
高校時代は演劇部だった。
「爆笑問題の太田さんが好きで、太田さんが演劇部だったという動機で入部した。」
「2年になると自分で脚本書いて主演して、大会にでたり熱中していました。」
「自分の楽しみは、人に喜んでもらえた時かな。」
「お客様が目の前にいる仕事なので、すぐにありがとうがもらえる。」
「ぼくは人の感情が動いた時にすごくうれしい。」
「演劇をやっていた時もそうだったかな。」

職場で、自分の力で新たに変えようとしたことのひとつに、朝礼の実践がある。
幅広い話題が一日一話書かれてある小冊子を利用し、スタッフみんなで輪読して感想を述べるという朝礼だ。
現在、会長をされている倫理法人会へ加入するキッカケがこの朝礼を学びたかったからだ。
「まずは、親父に朝礼をやっていいかと話を通すところから始まり、朝の貴重な時間を削くこと、スタッフの気持ちも考慮すること、いろんなことを考えながら進めました。」
思い立って8年。
ようやく昨年の4月から朝礼を始めることができた。

「ひとつ、思い出したことがあります。」
「一人っ子だったので、死んではいけなとずっと思っていたんです。」
「命のバトンを繋がないといけないという気持ち。」
「だから、子どもが3人できたことに今はホッとしている。」
「命の尊さや死の恐怖ということではなく、ある意味、トキのような絶滅危惧種の気持ちかな。」
両親や、周りの大人たちからの影響もあったようだ。
「危ないことをさせないように育ててくれた。」
「命のバトンを渡せなかったら、ご先祖様に申し訳ないとか、育ててくれた方々のご恩とか、なんだか駅伝のラナーのような気持ちを小学生の時から持っています。」
「途中でコケないようにと。」

上田歯科医院は95年続いでいる。
上田くんの代で100年に到達するのだろう。
「もしも、上田歯科を守る必要がなくなったらどうなるか…。」
「それは分からない。」
「じゃあ自分は何をするのだろうか。」
自分の命のバトンを繋ぐこと。
家族。
大切なものは変わらない。
「嫁さんには本当に助けられています。」
奥さんは、保育士の資格をもち、スタッフとして一緒に働いている。
▼上田歯科医院
富山県小矢部市新富町1-12
TEL 0766-67-0250
WEB ueda-dentaloffice.jp
▼上田昌和
漫画は好きだが、ワンピースは読めない派。
10巻でダウン。
ただ、チョッパーの話は好き。
チョッパーのストーリーと共に「無知で行う善意はない」という言葉を同業の先生から聞き、とても印象に残っている。
_____________________________
▼Oyabe Local Mail
地域に埋もれた暗黙知を集め、クロスメディアを通じて発信。
http://oyabelocalmail.blog27.fc2.com/
▼LiTa Oyabe ELABO
未来に向けたシナリオを描くコミュニティスペース。プロボノやマイプロジェクトを推進する情報発信基地。
https://www.facebook.com/ELABO.LiTaOyabe
■ Oyabe Local Mail発行責任者
やましな しげる
■ 連絡先
北陸三県ありがとうプロジェクトを通じて、小矢部で伝説を作り、奇跡を起こす
〒932-0821 小矢部市鷲島37-2 ヤマシナ印刷株式会社
tel.0766-67-627 fax.0766-68-1789
info@yamasina-print.co.jp
http://www.yamasina-print.co.jp/
Oyabe Local Mail 第179号
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創刊:2009/05/01
「大正14年にひいおじいちゃんが徳島から小矢部に移り住み、3階建ての旅館を改装して開院した。」
「ぼくで4代目になります。」
今回ご紹介するのは、上田歯科医院の上田昌和さん。
現在、小矢部市倫理法人会の会長も務められている。

上田歯科医院に来院される方のほとんどは、徒歩圏内と行っていいほどの地元の方だ。
「子どもの頃から来院してくれた方も、大人になると職場の近くの歯医者に行くようになる。」
「でも、60歳を越えたぐらいからまた戻って来てくれる。」
「歯は一生付き合っていくものだから、地域に根差した歯医者でありたい。」

昔は、遠くから患者さんが来るような人気の歯科医院にあこがれた。
「今は、歯は治療して終わりじゃないということが分かり、地域の方を守ることが大事だと気づいた。」
歯科医院が4代続くというのは稀。
「両親は、なかなか子どもに恵まれず、10年目にやっとぼくが生まれた。」
「一人っ子です。」
「受け取ったバトンを終わらすのは面白くない。」
「自分の子供にバトンを渡してあげたいと思っている。」

「今は、仕事一筋かな。」
「あとは家族。一番家族が大切です。」
高校時代は演劇部だった。
「爆笑問題の太田さんが好きで、太田さんが演劇部だったという動機で入部した。」
「2年になると自分で脚本書いて主演して、大会にでたり熱中していました。」
「自分の楽しみは、人に喜んでもらえた時かな。」
「お客様が目の前にいる仕事なので、すぐにありがとうがもらえる。」
「ぼくは人の感情が動いた時にすごくうれしい。」
「演劇をやっていた時もそうだったかな。」

職場で、自分の力で新たに変えようとしたことのひとつに、朝礼の実践がある。
幅広い話題が一日一話書かれてある小冊子を利用し、スタッフみんなで輪読して感想を述べるという朝礼だ。
現在、会長をされている倫理法人会へ加入するキッカケがこの朝礼を学びたかったからだ。
「まずは、親父に朝礼をやっていいかと話を通すところから始まり、朝の貴重な時間を削くこと、スタッフの気持ちも考慮すること、いろんなことを考えながら進めました。」
思い立って8年。
ようやく昨年の4月から朝礼を始めることができた。

「ひとつ、思い出したことがあります。」
「一人っ子だったので、死んではいけなとずっと思っていたんです。」
「命のバトンを繋がないといけないという気持ち。」
「だから、子どもが3人できたことに今はホッとしている。」
「命の尊さや死の恐怖ということではなく、ある意味、トキのような絶滅危惧種の気持ちかな。」
両親や、周りの大人たちからの影響もあったようだ。
「危ないことをさせないように育ててくれた。」
「命のバトンを渡せなかったら、ご先祖様に申し訳ないとか、育ててくれた方々のご恩とか、なんだか駅伝のラナーのような気持ちを小学生の時から持っています。」
「途中でコケないようにと。」

上田歯科医院は95年続いでいる。
上田くんの代で100年に到達するのだろう。
「もしも、上田歯科を守る必要がなくなったらどうなるか…。」
「それは分からない。」
「じゃあ自分は何をするのだろうか。」
自分の命のバトンを繋ぐこと。
家族。
大切なものは変わらない。
「嫁さんには本当に助けられています。」
奥さんは、保育士の資格をもち、スタッフとして一緒に働いている。
▼上田歯科医院
富山県小矢部市新富町1-12
TEL 0766-67-0250
WEB ueda-dentaloffice.jp
▼上田昌和
漫画は好きだが、ワンピースは読めない派。
10巻でダウン。
ただ、チョッパーの話は好き。
チョッパーのストーリーと共に「無知で行う善意はない」という言葉を同業の先生から聞き、とても印象に残っている。
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地域に埋もれた暗黙知を集め、クロスメディアを通じて発信。
http://oyabelocalmail.blog27.fc2.com/
▼LiTa Oyabe ELABO
未来に向けたシナリオを描くコミュニティスペース。プロボノやマイプロジェクトを推進する情報発信基地。
https://www.facebook.com/ELABO.LiTaOyabe
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やましな しげる
■ 連絡先
北陸三県ありがとうプロジェクトを通じて、小矢部で伝説を作り、奇跡を起こす
〒932-0821 小矢部市鷲島37-2 ヤマシナ印刷株式会社
tel.0766-67-627 fax.0766-68-1789
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