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Oyabe Local Mail
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小矢部の地元のお店、人にスポットを当てて、紹介するメールマガジン
Oyabe Local Mail 第180号
───────────────
創刊:2009/05/01
中学、高校と写真部。
大学は日大芸術学部の写真学科。
卒業後、東京で女性セブンや雑誌社などの写真家として活動していた。
それから、長男ということもあり30年前に父の会社を継ぎに富山に帰ってきた。
「しかし、事業がうまくいかず、会社を人手に渡すことになり…。」
高岡山町筋にある古民家をリノベーションした喫茶店、山町茶屋で取材させていただいた千本松賢一さん。

人手に渡った会社に残り、サラリーマンとして活動してきたが、7年前から写真を再開し、独立を決意。
昨年12月に退社した。
「たまたまこのお店でコーヒーを飲んでいる時に、お店の2Fが空いてると聞いて、カメラスタジオとして借りることにしたんです。」
7年前に写真を再開した理由は、英会話サークルに一緒に参加していた後輩と写真クラブを作ることになったのがキッカケ。
当時、本業に興味が持てず、サードプレイスの学び場で仕事以外の人脈を広げ、交流を深めていた時だった。
そこから、写真家のハービー山口さんに出逢い、人生の転機となった。
「ぼくは写真が好きなんじゃなくて人が好きなんだと思う。」
「コミュニケーションツールとして写真をやっている。」
「人と出逢うのが好き。」
今回オープンする場所が、山町茶屋の2Fということもあり、どんどん人が集い、出逢える場所だ。

独立を決意した理由は、お金の算段ができたから。
写真を再開して独立までに多くの時間がかかったのも、会社を辞めたら収入が減るという固定概念があり、子どもがまだ大学に通っており、お金が必要だったから。
千本松さんにとって、人生の選択の基準にお金が大きな割合を占めていた。
「結局、汗水をたらし、寝る間も惜しんで働いたのに、誰も幸せになれなかった。」
「みんなで一生懸命やってきたのに、経営破綻した。その経験が根底にある。」
お金のために我慢して嫌な仕事をするか、お金が少ないけど自分の好きなことをするか。
常にその二拓があった。
「やっぱり自分のやりたいことをやりたい。」
この結論に至るまでに、多くの時間を費やした。

「今の自分がその当時に戻ったとしたら、すぐに会社を辞める。」
「当時は、サラリーマンをやり続けることがベストとしか思っていなかった。」
「転職したら給料が下がる、いまさら写真の世界に戻っても無理だという思い込みがあった。」
それをハービー山口さんが解いてくれた。
「ハービーさんに、もう一度写真の世界に戻ろうと思っているが30年ブランクあるんですと質問したら、30年のブランクなど、なんてことないですよって。」
「それを聞いた瞬間、頑張ろうかなって。」
大事なのは、誰に言われるか。多くの人を見てきて、自分も夢を実現させている尊敬できる人の言葉は大きい。
雲の上の人でも、これからの人を引き上げようとする人がいる。
「人生を変えるのは人との出逢い。自分一人では変えられない。」
「好きなことは趣味でとっとけと言われたこともある。」
「しかし、世の中で成功している人に聞いたら、好きなことを仕事にしている。」
「むしろ、嫌なことがあっても好きだから我慢できるからだろう。」
写真を再開して7年。
千本松さんは嫌な人に出逢ったことはない。
「そう思えること自体、好きなことだからなんだろう。」

「3年ぐらい前に山町筋に来た時は、こんな素敵な環境で働ける人は、なんてすばらしいのだろうと思ってたけど、まさか自分がそうなるとは、夢にも思わなかった。」
近い将来、千本松さんにとってのハービー山口さんのような役割を、今度は千本松さんが担うようになるかもしれない。
▼千本松賢一写真館
〒933-0929 富山県高岡市木舟町38 山町茶屋2階
https://ksembommatsu.wixsite.com/mysite
_____________________________
▼Oyabe Local Mail
地域に埋もれた暗黙知を集め、クロスメディアを通じて発信。
http://oyabelocalmail.blog27.fc2.com/
▼LiTa Oyabe ELABO
未来に向けたシナリオを描くコミュニティスペース。プロボノやマイプロジェクトを推進する情報発信基地。
https://www.facebook.com/ELABO.LiTaOyabe
■ Oyabe Local Mail発行責任者
やましな しげる
■ 連絡先
北陸三県ありがとうプロジェクトを通じて、小矢部で伝説を作り、奇跡を起こす
〒932-0821 小矢部市鷲島37-2 ヤマシナ印刷株式会社
tel.0766-67-627 fax.0766-68-1789
info@yamasina-print.co.jp
http://www.yamasina-print.co.jp/
Oyabe Local Mail 第180号
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創刊:2009/05/01
中学、高校と写真部。
大学は日大芸術学部の写真学科。
卒業後、東京で女性セブンや雑誌社などの写真家として活動していた。
それから、長男ということもあり30年前に父の会社を継ぎに富山に帰ってきた。
「しかし、事業がうまくいかず、会社を人手に渡すことになり…。」
高岡山町筋にある古民家をリノベーションした喫茶店、山町茶屋で取材させていただいた千本松賢一さん。

人手に渡った会社に残り、サラリーマンとして活動してきたが、7年前から写真を再開し、独立を決意。
昨年12月に退社した。
「たまたまこのお店でコーヒーを飲んでいる時に、お店の2Fが空いてると聞いて、カメラスタジオとして借りることにしたんです。」
7年前に写真を再開した理由は、英会話サークルに一緒に参加していた後輩と写真クラブを作ることになったのがキッカケ。
当時、本業に興味が持てず、サードプレイスの学び場で仕事以外の人脈を広げ、交流を深めていた時だった。
そこから、写真家のハービー山口さんに出逢い、人生の転機となった。
「ぼくは写真が好きなんじゃなくて人が好きなんだと思う。」
「コミュニケーションツールとして写真をやっている。」
「人と出逢うのが好き。」
今回オープンする場所が、山町茶屋の2Fということもあり、どんどん人が集い、出逢える場所だ。

独立を決意した理由は、お金の算段ができたから。
写真を再開して独立までに多くの時間がかかったのも、会社を辞めたら収入が減るという固定概念があり、子どもがまだ大学に通っており、お金が必要だったから。
千本松さんにとって、人生の選択の基準にお金が大きな割合を占めていた。
「結局、汗水をたらし、寝る間も惜しんで働いたのに、誰も幸せになれなかった。」
「みんなで一生懸命やってきたのに、経営破綻した。その経験が根底にある。」
お金のために我慢して嫌な仕事をするか、お金が少ないけど自分の好きなことをするか。
常にその二拓があった。
「やっぱり自分のやりたいことをやりたい。」
この結論に至るまでに、多くの時間を費やした。

「今の自分がその当時に戻ったとしたら、すぐに会社を辞める。」
「当時は、サラリーマンをやり続けることがベストとしか思っていなかった。」
「転職したら給料が下がる、いまさら写真の世界に戻っても無理だという思い込みがあった。」
それをハービー山口さんが解いてくれた。
「ハービーさんに、もう一度写真の世界に戻ろうと思っているが30年ブランクあるんですと質問したら、30年のブランクなど、なんてことないですよって。」
「それを聞いた瞬間、頑張ろうかなって。」
大事なのは、誰に言われるか。多くの人を見てきて、自分も夢を実現させている尊敬できる人の言葉は大きい。
雲の上の人でも、これからの人を引き上げようとする人がいる。
「人生を変えるのは人との出逢い。自分一人では変えられない。」
「好きなことは趣味でとっとけと言われたこともある。」
「しかし、世の中で成功している人に聞いたら、好きなことを仕事にしている。」
「むしろ、嫌なことがあっても好きだから我慢できるからだろう。」
写真を再開して7年。
千本松さんは嫌な人に出逢ったことはない。
「そう思えること自体、好きなことだからなんだろう。」

「3年ぐらい前に山町筋に来た時は、こんな素敵な環境で働ける人は、なんてすばらしいのだろうと思ってたけど、まさか自分がそうなるとは、夢にも思わなかった。」
近い将来、千本松さんにとってのハービー山口さんのような役割を、今度は千本松さんが担うようになるかもしれない。
▼千本松賢一写真館
〒933-0929 富山県高岡市木舟町38 山町茶屋2階
https://ksembommatsu.wixsite.com/mysite
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地域に埋もれた暗黙知を集め、クロスメディアを通じて発信。
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未来に向けたシナリオを描くコミュニティスペース。プロボノやマイプロジェクトを推進する情報発信基地。
https://www.facebook.com/ELABO.LiTaOyabe
■ Oyabe Local Mail発行責任者
やましな しげる
■ 連絡先
北陸三県ありがとうプロジェクトを通じて、小矢部で伝説を作り、奇跡を起こす
〒932-0821 小矢部市鷲島37-2 ヤマシナ印刷株式会社
tel.0766-67-627 fax.0766-68-1789
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